地方視察まとめ2018年10月23日

 

本日は、10時からオリンピック・パラリンピック・文化観光等特別委員会が開かれました。

 

まず先日に行われた、愛知県半田市での新見南吉記念館、一宮市でのファッションデザインセンター視察について、各会派から感想や意見などのまとめが述べられました。

 

半田市の新見南吉記念館は、市直営で運営されており、運営費も潤沢です。

 

資料のデータ化も進んでおり、ジオラマで物語を感じるなどの子どもを呼び込む手法が功を奏して、ファミリー層がたくさん訪れる施設となっています。

 

イベントの周知は、町会・自治会単位で回覧板が回り、「南吉を多くの人に知ってもらえるなら」と運営での赤字にも目をつぶるほど、地域の方々から十分な理解が得られているとの説明でした。

 

そうした状況を踏まえ、

「自治組織との連携は新宿の施設(特に漱石山房記念館)も見習うべし」

「(漱石と児童文学作家の南吉を一緒にできないが)夏休み等では、漱石山房記念館でも物語を目で見せる展示などもあって良いのではないか」

と意見しました。

 

 

一宮市のファッションデザインセンターでは、「尾(尾州マーク)」をブランディングマークに掲げ、生地を中心に地場産業の発展支援をしています。

 

また、新商品開発支援として、市で認定制度を設け、民間の取り組みを促進しているとのことでした。

 

私からは、

「尾州マークの活用は、過渡期のようだったが今治タオルのように成功すれば面白い取り組みだ。新宿も染色業などと連携して、ブランディングの計画を検討してみてはどうか」

「新商品開発認定は、認定→随意契約→購入という流れがあるのは面白い。購入までいかなかったものにも認定はでており、品質保証するものではないとするが、本当にリスクはないのか」

など指摘しておきました。

 

 

視察のまとめを終えた後、オリンピック・パラリンピックに向けた携帯型翻訳機の実証実験についてなど、3件の報告を受け、質疑しました。

 

お昼前に議事日程を全て終え、閉会となりました。

 

 

午後は、自治研フォーラムがあり、しっかり勉強しようと思っていたのですが、喉が痛い…。

 

視察などの疲れが出たところで、子どもから風邪をもらったようです。

 

明日も多摩地域に環境建設委員会として、1日視察があるので、勉強会は断念し、病院に行って、おとなしくしていようと思います。

 

明日までに治さねば。