自治特別委員会(10/10)

2019年10月10日

  本日は10時から、自治・議会・行財政改革等特別委員会が開かれました。   まず、調査事件を議題とし、令和元年度都区財政調整について、議論しました。   都区財政調整制度とは、通常基礎自治体の財源とされる税の一部を都が都税として徴収し、都区の協議により、都区間及び特別区間の財政調整を行なう仕組み。   新宿区では、この制度により、一度都税として徴収された額から、55%が戻されている状況です。   そこで委員会では、「55%とされる根拠は、本当に合理的かつ適正な算出に基づくものなのか?」「区民が納得いく算定の内訳を示せるのか?」などの意見や指摘が出ていました。   次に、議会のICT化について、報告を受け、質疑しました。   「文書共有システム(SideBooks)」の導入にあたり、予算が計上されました。   「文書共有システム(SideBooks)」では、紙ベースの資料を電子化し、データを共有することで、それを各議員がパソコンやタブレット等でいつでも閲覧できることになります。   このシステム導入経費に44万、ランニングコストが99万、計143万円という数字が説明されました。   費用対効果の予測と検証についての質問に、「紙を使用しないことで約32万円の経費削減があり、印刷等に係わる人件費や議員の作業円滑化なども考えると妥当と判断した」とのこと。   他には、データが蓄積されていった後の使用料予測などについて質問が出ていました。   それぞれ質疑がなされ、12時前に委員会は散会です。     午後は、昨日に引き続き、区長へ提出する予算及び制度政策要望について、担当する部分の所管への確認や文章の精査を行いました。   8~9月に行った、各種団体からの予算要望ヒアリングの中身も整理しながらの作成となりますので、なかなか骨の折れる作業です。   皆さんのご希望が叶うように、こちらも頑張らなければなりません。     夕方は、新宿区介護サービス事業者協議会が催す「介護福祉展」を見学しました。   この催しでは、各種介護サービスのパネル展示がなされ、ブースごとに係の方から丁寧な説明を受けることができます。   また、訪問看護師や高齢者総合相談センターの相談コーナーもあり、介護保険制度の利用相談などが受けられます。   他にも、訪問入浴や各種福祉用具の体験コーナーもあり、多くのご高齢の方々がお試しになられていました。   体験している皆さんはどの方もお元気そうでしたので、「転ばぬ先の杖」ということなのでしょう。   私も色々と勉強させてもらいました。    

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