文教子ども家庭委員会(4/8)

2020年04月08日

  本日は、13時半から文教子ども家庭委員会が開かれました。   議員同士、所管の理事者同士の距離を確保するため、午前中は総務区民と環境建設委員会、午後は福祉健康と文教子ども家庭委員会の2部開催とし、本会議場と予算委員会などで使用する大会議室にての開会となりました。   委員会では、まず新型コロナウイルス感染症対応について、説明を受け、議論しました。   保育行政は実施するものの、家庭保育のお願いは引き続き行なうとのこと。   ご協力いただければ、6~12日で半額、13日以上で全額、保育料が免除されることになります。   ただ、学童クラブなどでは、在籍したままの利用休止ができることなどから、利用料の減免措置はとらないとのこと。   非常事態宣言を受け、利用自粛した場合の利用料免除を行なう自治体もあり、同様の措置が新宿区でも必要だとの意見が出ていました。   また、小中学校での昼食の提供については、「細心の注意を払うべし」との指摘に、「体育館など広いスペースを利用し、配膳にはしっかりと注意する」とのお答えでした。   まだ道程に慣れぬ新1年生の学童クラブからの移動などもあるわけですから、そうしたケースにもしっかりと配慮し、事故の起こらぬよう、対応に努めてもらいたいと思います。   私からは、育休延長の取扱いについて、質問しました。   通常なら4月入所で認可保育園に内定した場合、親は4月中に子ども預けて復職する必要があり、4月中に復職できない場合は入園条件を満たしていないと見なされ、退園になるところですが、新宿区では7月1日までの育休延長を認めます。   この育休延長の取扱いもそうですが、休園要請などの今後の保育施設の運営については、4月10日に発表が予定されている都の新型コロナウイルス感染症対策を受けて、改めて検討が進むようです。   次に、区立小中校や幼稚園の児童生徒数や教科用図書の採択などについて、報告を受け、質疑を行ないました。   新宿では、待機児童が顕著だった地域で、新入学生が増えています。   教室不足には陥らないとするものの、学校内学童などが必要になるなど、今後の保育施策の進み方によっては心配が出るところです。   しっかりと動静をつかみながら、適切な運営を心がけるようにと指摘されていました。   最後に報告を受けた「新宿区子ども読書活動推進計画」の素案策定とパブリックコメント実施結果については、本日から区のホームページでも閲覧が可能となります。   子どもの活字離れが言われる昨今ですので、そうしたことが改善され、丁寧な計画となるように私たちも尽力していきたいと思います。   コンパクトな質問と答弁を心掛けつつ、しっかり議論し、15時半に委員会は散会となりました。    

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