文教子ども家庭委員会(1/13)

2021年01月13日

  本日は、10時から文教子ども家庭委員会が開かれました。   まず、調査事件として、新型コロナウイルス感染症対策について、子ども家庭部と教育委員会からそれぞれ説明を受け、質疑しました。   それぞれの所管で、「休校、休園は行なわない」ということですが、非常事態宣言を受け、行事や事業の中止など制約が入る事案も多く、児童・生徒や職員には一層の負担がかかることになります。   子ども家庭部所管の事業の質疑では、「在宅勤務等の増加に併せてDVや児童虐待も増える。時短などの実施と相談窓口の受付時間等、体制について齟齬がないように」と、体制の確認などがなされました。   また、登園自粛を要請する他自治体が例に挙げられ、「保育施設等の登園自粛について、区の対応における判断のあり方」が質されていました。   「各種経済活動への自粛は実施されないので、保育の体制はそのまま」との答弁でした。   区立学校の部活動やクラブ活動については、教育委員会は飛沫感染防止ができるものは可としていますが、校長会ではそうした活動も当面は自粛との確認があったとのこと。   また、日常的な運動不足への対策などについても質問が出ていました。   入学前プログラムの中止が決まったことについてでは、「オンラインなどでも実施できるのではないか」との指摘が出ていました。   続いて、「新宿区子ども未来基金を活用した助成の拡充について」、「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査について」、「One Day 英語キャンプの実施について」、3件について報告を受け、質疑を行いました。   「新宿区子ども未来基金を活用した助成の拡充について」では、都の助成との兼ね合いが確認され、「不利益が生じぬか」などの質問が出ていました。   私からは、基金の積み立て状況(3億円を超える基金があります)を確認した上で、「ひとり親家庭の生活がひっ迫している。子ども食堂への参加やフードパントリーへの登録が増加している。加算等助成強化も含めスピード感を持った対応を検討せよ。」と、支援強化を求めました。   「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査について」では、不登校の増加とコロナ禍の関係などが質されつつ、対策についての説明が求められていました。   私からは「あだ名といじめについて」取扱いの状況を聞いた上で、「何らかのガイドラインを教育委員会で出すべきではないか」と提案しました。   新宿区では、小学生は12月、中学生はい8月に2泊3日で英語漬けとなる「英語キャンプ」が実施されていますが、今期はコロナ禍により中止。   代替として、1日完結型の体験事業として、「One Day 英語キャンプ」を実施することになりました。   教育センターと区内ホテルを利用して、VRを用いた英会話によるロールプレイングや昼食を兼ねたテーブルマナー教室などが行われます。   「新たな仕様なだけに、学習効果の検証が必要」と指摘がされていました。   しっかりと議論し、12時前に委員会は散会となりました。     午後は、会派の会計業務や資料整理を行ないました。   ポスティングもまだまだ残っており、賞味期限が切れる前に配布をしたいのですが、時は非常事態宣言下。   現在は、議会活動や相談事以外での外出は自粛中。   どのタイミングで動きだそうか、思案中です。    

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