文教子ども家庭委員会(10/7)

2022年10月07日

  本日は、10時から文教子ども家庭委員会が開かれました。   まず、委員会に付託された議案、「新宿区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」、「新宿区学童クラブ条例の一部を改正する条例」、「新宿区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」など6件と補正予算について、説明を受け、質疑を行いました。   「新宿区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」では、区においては子ども医療費制度の対象年齢を拡大し、来年4月から高校生年齢まで所得制限なく高校生等に係る医療費の一部が助成されることになります。   質疑では、「所得制限についての議論があったが所得制限なしとの決着を評価する」との意見があり、システム構築の進捗が確認された上、制度の正確な周知が求められました。   私からは、高校年齢との言い方が聞きなれぬことを指摘した上で、混乱の可能性を挙げ、周知への工夫を求めました。   「新宿区学童クラブ条例の一部を改正する条例」では、規則変更の意義について質問がなされていました。   「新宿区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」では、改正による学童クラブ等への効果や子どもたちへの影響について質されました。   「新宿区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」含む他3件は、地方公務員法や政令改正に伴う条例改正です。   補正予算では、学童クラブ等の入退室管理システムの導入について、内容が確認されていました。   他は、国、都支出金の収入超過に伴う返納金や寄附の繰入とのこと。   議案の審査後は、「令和3年度指定管理者の管理業務に係る事業評価について」、「新宿区北山伏学童クラブの定員拡充について」、「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査について」の3件の報告を受け、質疑を行いました。   「令和3年度指定管理者の管理業務に係る事業評価について」では、かしわビレッジや富久町保育園、12の児童館の事業評価が説明され、評価点が低迷傾向にあった施設の職員体制などについて、現場の状況が確認され、課題や改善への質問がされていました。   私からは、「良い点、悪い点が示されたことで、これを各それぞれの事業者が我ことのように意識や情報を共有できることが必要」と意見し、区の努力を求めました。   「新宿区北山伏学童クラブの定員拡充について」では、定員が60名から120名となることが説明されました。   登録率が200%を超えていましたので、これで大分密集状態は緩和されることでしょう。   他の学童クラブにおける今後の定員拡充について、質問がなされていました。   「令和3年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査について」では、生徒指導提要や学校内外での情報共有のあり方について質されていました。   しっかりと議論し、12時を少し過ぎたところで委員会は散会。     11日にも委員会は開かれ、本日質疑を行った議案の採決が行なわれます。   午後は、議会だよりの原稿執筆や会派の会計業務などあれこれと落ち着かずにバタバタと…。   新たな区政レポートの作成などもしなければならず、「お仕事の秋」となりそうです。    

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