就学前の子どもがいる母親が、公共施設などで交代で子どもを預かる「相互保育」が地域で広がっている。
各自治体では、保育所などの公的施設で子どもを一時的に預かる「一時保育」を行っているが、希望者が多く、なかなか予約がとれないのが現状だ。
地域のつながりが乏しくなった現代の都市部では、育児中の母親は孤立しがちだ。
母親同士で預かり合う「相互保育」では、ママ友ができ、他の母親の子育て方法も学ぶことができる。
また、子育てのストレスを抱えた母親にとって、子どもと少し離れて自分の時間を持つことは必要で、「いつも子どもと二人きりなので、息抜きできるのはうれしい。」との声を聞く。
子どものため、子育てする親のため、他にも様々な支援の仕組みを考えていきたい。