文教子ども家庭委員会(6/14)

2021年06月14日

本日は、10時から文教子ども家庭員会が開かれました。   まず、本会議で付託された議案である補正予算について、説明を受け、質疑しました。   子ども未来基金への寄附があり、この繰り入れに関しての議案です。   基金の総額が約3億2千万に達しているとのことなどが確認されました。   続いて、新型コロナウイルス感染症対策について、子ども家庭部と教育委員会のそれぞれから報告を受け、質疑を行いました。   子ども家庭部の所管では、緊急事態宣言を踏まえ、諸所の施設利用の中止や自粛、運営の変更などが行われています。   そうした中、学童の体制について確認されたほか、「保育施設でのクラスター発生や変異株流行について、検証と更なる対策はどのようになっているのか」、「余剰ワクチンの活用として、保育・教育に関わる職員への接種体制はどのように整えられているのか」などの質問が出ていました。   私からは、「新型コロナウイルス感染症拡大により、昨年に保育施設等が休園となった。そのため、RSウイルス抗体がない子どもが多く、RSウイルスの感染が流行し、重篤化も心配される。保健部局と十分連携し、早期の対策を講じよ。」と意見しました。   教育委員会の所管では、「体育の授業時のマスク着用の取り扱いについて」質問が出たほか、「水泳実施の判断基準や仕様、感染防止対策について」確認されました。   次に、「令和二年度新宿区学力定着度調査 結果分析概要と改善策」の説明を受け、質疑しました。   「学力調査とギガスクール構想との関連性について」や「学力定着に遅れが認められる児童・生徒への学習支援について」など質問が出ていました。   私からは、日本の古代までの歴史(社会)や古文的な事項(国語)での正答率が低い理由として、外国にルーツを持つ子どもが多いこととの関係性を確認した上で、「指導法に工夫が必要なのではないか」と指摘しました。   午後は、議員提出議案「新宿区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例」について、提出者から説明を受け、質疑を行いました。   都との役割分担や財政などを含む基盤整備について確認がなされ、議論はほどなく終了し、本日の委員会は閉じられました。   明日は、本日質疑した議案の採決や陳情の審査となります。  

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