予算委員会(3/8)

2022年03月08日

  本日は、10時から予算特別委員会が開かれました。   引き続き、款項目別の質疑を行いました。   本日は、地域振興費、文化観光産業費についての質疑です。   「公衆浴場への助成について」、「消費者支援について」などについて、質問しました。 (質問は以下、全文掲載)   しっかりと議論して、17時に委員会は散会となりました。     <3款 地域振興費-1項 地域振興総務費> 公衆浴場への助成について、伺います。他委員から、いくつか質問も出ましたし、助成の意義については区長自らお答えになっていました。区民の健康増進や地域コミュニティ醸成の場としてのみならず、緊急的な場面での協力など様々な効果も期待できることは理解できましたし、そうした貴重な地域資源に助成をすることには私も賛成するところです。しかし、ただ単純に運営費用を助成するだけでは、年々利用者が減っているといった根本的な課題解決や事業継続が困難な状況の打開は難しいものと考えます。 そこでご提案ですが、例えば、これまでの助成額相当分のお風呂券を購入し、それを公衆浴場それぞれの近辺にある小学校などで順番に配布をする。使う使わないは児童や各家庭の自由です。公衆浴場は日本文化の代表的なものでもあり、それを子どもが経験するきっかけにもなるわけですし、そうした場でのマナーを学ぶのにも役立ちます。また、低学年の子どもなどは一人で利用するわけにはいかないでしょうから、おのずと保護者がついてきます。そうしますと普通に利用者が増えることになりますし、改めて公衆浴場の良さを感じてリピーター化する、子どもが気にいって親子でリピーター化することも考えられます。   Q:利用者の掘り起こし、子どもへの教育、日本文化の継承といった効果も考えられる、こうした形での支援の仕方もあるものと思いますが、ご検討願えるか、お考えを伺います。   (答弁を受けて) 部課を横断した取り組みや各所各所で様々な工夫をしていくことで、一石二鳥でも三鳥でも狙っていく、相乗効果を考えた取り組みに努められますよう要望しておきます。     <4款 文化観光産業費-2項 産業経済費> 3目消費者支援費について伺います。消費者講座、消費者大学講座がオンラインで開催されています。   Q:それぞれの受講者の受付実績はどのようになっていて、受講者からの評価はいかがか、伺います。   Q:これまで開かれた、それぞれの講座を見ますと、なかなか興味を引かれる講座が多く、また社会の現況に即したものであり、人気がある、評価が高いのも頷けます。コロナ禍によりオンライン化も進み、受講もしやすくなったものと考えます。ちなみに、講座は平日の昼から夕方に開かれていることが多いと思いますが、この時間に開く意図について、お聞かせください。   Q:平日の昼間ですと、お仕事をしている方の参加は難しいものと思いますが、開催時間について、幅広い参加を見込めるようにすることもできると思いますがいかがでしょう。また、オンライン化であれば、会場や講師の都合といったものへの配慮も比較的少なく、参加者都合に寄せた開催も可能と考えますが、お考えをお聞きします。   Q:講座には特殊詐欺対策などもあります。市民が知識を持ち、対策を身につけていくことで、犯罪に強い地域は作られていきます。ちなみに、コロナ禍対策で給付金などのお金が動く取り組みがなされるとそれに乗じて特殊詐欺も増加します。消費生活相談ではそのような相談も寄せられていると思いますが、相談件数の推移はどのようになっているのか、お聞かせ下さい。   (答弁を受けて) 架空請求などの相談件数が増えているとのこと。高齢者もスマートフォンを持つ方多く、架空請求の被害にあったとの話も聴きています。寄せられた相談事へのきめ細かな対応や予防啓発の強化などを要望します。    

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