防災特別委員会(10/12)

2022年10月12日

  本日は、10時から防災等安全対策特別委員会が開かれました。   まず、8月末に行なった熊本市「熊本地震後の対策及び震災の記憶の継承について」、鹿児島市「降灰対策を含む総合的な火山対策について」の地方都市視察を議題として、それぞれの委員から感想や意見をまとめました。   復興に要する時間や苦労の大変さを改めて知る機会となったことや防災意識の醸成、防災教育の新たな手法、自助・共助・公助の重要性など多くの参考となる見聞がなされたとの意見が出ていました。   私からは、熊本では物流交通網と自衛隊支援の実施までの流れや非常電源の活用など、新宿区としても十分に参考となる話が聴けたことと、鹿児島では避難行動要支援者含む全員避難訓練の実施、避難用家族カード、避難完了板の整備など、改めて検討すべき点があったことを述べ、まとめとしました。   続いて、「新型コロナウイルス感染症対策本部会議実施について」、「第9回地域危険度測定調査の結果について」の2件の報告を受け、質疑を行いました。   「新型コロナウイルス感染症対策本部会議実施について」では、区職員の感染対策や検査体制はどのようにとられているかが確認された上で、職員を守る体制強化が提案されました。   また、公表基準の改正に至る議論や背景について説明が求められたほか、発生届限定化による影響が質され、対応不備の可能性についての指摘がありました。   「第9回地域危険度測定調査の結果について」では、記されている災害活動困難係数や相対評価の考え方について説明が求められ、危険度ランク5地域と当該住民の危機意識について質問が出ていました。   また、この評価のみで改善施策を進めることへの危惧が述べられ、評価の仕方への理解促進やこの結果を活用した防火防災への取り組み強化が求められていました。   しっかり議論し、11時半を前に委員会は散会となりました。     委員会終了後、急いで区長室へ。   11時半から連合新宿の皆さんが区長に政策・制度要求書を提出するので、これに同行しました。   雇用や労働に関することはもとより、コロナ禍対策、暮らしや多様性を認める社会づくりなど、幅の広い要求がなされています。   要求の説明後、区長からも一定の課題については意見を共にする旨が話されたほか、課題解決に向けた取り組みの進捗が説明されていました。   この要求書の作成には、意見交換も含めて私もお手伝いしましたので、一つでも多くの要望が叶うことに期待しています。     午後は、議会だよりに掲載される「決算委員会における会派の意見」と防災等安全対策特別委員会の「委員会報告」の執筆です。   17日までの会期末、何かとバタバタしています。    

アーカイブ

ページトップへ