労働報酬等審議会

2022年12月12日

  本日は、新宿区労働報酬等審議会を傍聴しました。   「令和5年度労働報酬下限額の設定について」、「新宿区公契約条例に関するアンケートの結果報告について」、報告を受けて、議論がなされました。   「新宿区公契約条例に関するアンケートの結果報告について」では、集計結果から公契約条例の周知や効果について、委員それぞれから意見が述べられていました。   また、社会保険の問題やアンケートの回収率などで指摘があり、今後はもうひと工夫必要と努力が求められました。   「令和5年度労働報酬下限額の設定について」では、まず委員から提出された意見書を基に議論が進められ、委託と同一労働同一賃金、賞与の取り扱いなどで、委員のそれぞれから見解が示されていました。   これまで、時給1080円としてきた下限額について、審議会からの答申として1202円とすることが確認され、付帯意見の取り扱いが話し合われました。   公契約条例の行政指導型からILO条約型への転換、審議会の開催時期変更など、提案をまとめていく作業がなされましたが、次年度の検討課題を明確に記載し、少々時間を要する検討課題は議事録に載せ、引き続き議論していくといったところで話は落ち着きました。   最後に、答申案が諮られ、承認されて審議会は閉じられました。  

アーカイブ

ページトップへ