松下圭一先生

2015年05月13日

AS20150511003783_commL[1] 松下圭一先生が亡くなられた。   松下先生との出会いは18歳、当時の私は大学浪人生でした。   伯母の新宿区議会議員選挙を手伝い、そこで田英夫さん(当時:参議院議員)に「フットワークの軽い若者が欲しい」と声をかけてもらい、秘書として勤めた時のことでした。   田さんに「何を学ぶにしても、大学を目指すなら、会っておいた方が良い」と、菅さんと会食していた松下先生に引きあわせてもらったのが始まりでした。   松下先生の勧めもあり、法政大学を受験し、法学部政治学科に籍を置きました。   先生の講義から、「国や自治体による統治型の政治から市民による自治型への転換の必要性、市民自治や地域民主主義について」たくさんの教えを受けました。   卒業証書も先生から頂戴し、その時に「現場はもっと大変ですがしっかり頑張りなさい」と言われたのを、今でも思い出します。   「法学とは、法律の解釈のみを学ぶものではなく、官僚に対抗して法律をどうつくるかを学ぶ『立法学』でもある」 と教えてくれたことが、20年以上経った今でもしっかり頭に残っています。   先生の考えを少しでも引き継いで、全力で仕事をすることがせめてもの恩返しだと思います。   お世辞にも出来が良いと言えなかった生徒の頑張りをどうぞ天国で見守っていて下さい。   ありがとうございました。   合掌。    

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