一般質問で登壇

2023年09月22日

本日は、10時から本会議が開かれました。

午前は、昨日に引き続き代表質問が行われました。

午後は一般質問となり、私は15時50分に登壇し、「フレイル対策について」、質しました。(全文は以下に掲載)

一般質問後、先議案件の人権擁護委員の諮問3件が採決され、続いて議案説明と委員会付託がなされました。

これで本日の本会議は閉会です。

本会議後は決算委員会が設置され、25日から決算審査が始まります。

委員長会も無事に終え、本日の議事は全て終了となりました。

 

「フレイル対策について」

新型コロナウイルス感染症が流行し、高齢者の心身の虚弱(フレイル)が進んでいるとする分析結果が国際医療福祉大学の研究グループから発表があり、自粛生活やその後の影響による「コロナフレイル」の増加が裏付けられました。

「フレイル」とは、健康と要介護の中間に位置付けられ、筋力や心身の活力が低下した状態を指し、急速な高齢化とともに介護が必要な人が年々増加する中、一歩手前の「フレイル」への対策が重要とされています。

ところが、新型コロナの長期化でフレイル状態の人が増えており、筑波大学などの研究グループの調査では、5年前と比べると割合が約1.5倍に拡大したとのこと。

フレイルを防ぐには、「運動」、「栄養」、「社会参加」の三つの要素が重要で、一つでも欠けると衰弱が進むとされています。

これまで新宿区では、運動においては、新宿いきいき体操、しんじゅく100トレなどで体を動かすことに加え、「しんじゅく健康ポイント」、「しんじゅく健康スタンプラリー」を実施するとともに、ウォーキングイベント「しんじゅくシティウォーク」を再開するなど、取り組みの強化が図られています。

また、栄養の点においても、食べる機能の維持向上として、新宿ごっくん体操の普及啓発、元気アップ訪問相談事業による低栄養の改善などが実施されています。

そして、今年度からは健康づくり課に医療専門職チームを設置し、高齢期に起こる心身の多様な課題に対応できるようにしており、地域での総合的なフレイル予防を進めていることは存じています。

運動、栄養の2点においては、種々様々な事業が展開され、専門チームからのアドバイスも受けやすいものと思います。

そこで、3点目の社会参加についてです。「社会参加(人や社会とのつながり)」は、新型コロナの影響を最も受けており、フレイル予防を研究している東京大学高齢社会総合研究機構の飯島勝矢機構長は、「この社会とのつながりを失うことがフレイルの最初の入り口だ」と指摘しています。こうした「フレイル・ドミノ」は、社会とのつながりを失うことで、生活範囲が狭まり、心や体にも次々と影響を及ぼします。

コロナ以前には、地域の高齢者が集まって、みんなで「フレイル」をチェックしたり予防運動に取り組んだりする活動が頻繁に行われていましたが、コロナ禍が長引き、再開が遅れているところも少なくありません。

そこでお聞きします。フレイル予防の社会参加の要素において、コロナ禍により崩れてしまった地域の繋がりを修復する取り組みとして、区はどのようなことをお考えか、お伺いします。

また、文京区や西東京市では、相互に状態をチェックができる対面でのコミュニティなどが再生するまでの弥縫策として、ハイブリッド型のフレイルチェックが行われています。これは、「対面型」と「オンライン型」とを組み合わせた方式で、交流を進めていく仕組みとのこと。

そして、こうした交流の中では、フレイルサポーターと呼ばれる元気な高齢者が、オンラインで地域の高齢の方々に定期的に連絡を取って、フレイルのチェックや予防に向けたアドバイスを送るなど、コロナ禍を経て新たな工夫も広がっているようです。

地域の繋がりの再生へのきっかけなど、段階的な手順として、非常に参考になる取り組みと考えますが、区はどのようなご見解をお持ちか、お聞かせ下さい。

 

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