決算特別委員会(最終日)

2023年10月05日

本日は、10時から決算特別委員会が開かれました。

決算特別委員会の最終日となり、各出席会派からのしめくくり質疑です。

私たちの会派からは、志田さんが登壇し、更生保護や帰宅困難者対策などについて、質問しました。

しめくくり質疑後は、最終討論でそれぞれが態度を表明し、採決となりました。

討論には私が立ちましたが、令和4年度予算は概ね適正に執行されたものと認め、令和4年度新宿区四会計歳入歳出決算の認定に賛成しました。<以下、討論全文掲載>

9月25日から、過密日程の決算審議となりましたが、今回もしっかり質問できたものと思います。

10月10、11日と常任委員会、12日に特別委員会が開かれ、各委員会にかかる議案の審査を行ない、10月17日の本会議で採決となります。

気を抜くことなく、もうひと踏ん張り頑張ります。

 

<令和4年度四会計歳入歳出決算・討論>

ただいま一括上程されております認定第1号から認定第4号までの決算について、会派を代表し、討論をいたします。

令和4年度の予算は、編成の方針を、不透明な財政環境の中、第二次実行計画に掲げる5つの基本政策を踏まえつつ、第一に、コロナ禍における事業の優先順位を見極めながらの効果的な財源配分を行い、第二に、行政評価や状況分析に基づく事務事業の見直しとデジタル技術等を活用した事業転換等を通じ、効果的、効率的な事業構築を図ること、この2点を基本に編成されました。

令和4年度決算は、実質単年度収支が10年連続の黒字となり、一般財源収入の増加等により一定の財政対応力を確保しました。社会保障関連経費の増大、首都直下地震への備えなど膨大な財政需要や、景気変動を受けやすい歳入構造を考慮すれば、今後はさらに厳しく不透明な財政運営となることが見込まれます。そうした中、エネルギー価格をはじめとする物価の高騰など、社会経済情勢を的確に見極めながら、感染症拡大防止対策をはじめ、高齢者や子育て世代への支援など、誰もが安心して住み続けられる環境の整備、災害に強い安全で安心なまちの実現、魅力あふれるにぎわい都市の創造と、地域の特性を活かしたまちづくりなど、重要な施策に取り組んでいかなければなりません。

私たち会派は、当委員会に当たり限られた財源を区民に寄り添い、その思いを的確に捉えた上で施策は展開されているのか、高齢者や障害者の方々など弱い立場の方に配慮ある施策が展開されているのか、また、受益者負担や世代間の公平性において、バランスが取れた施策が行われているのかという視点で質疑に臨ませていただきました。具体的には、「帰宅困難者対策について」、「更生保護について」、「不登校への対策について」、「学童保育を含む保育の拡充について」、「フレイル対策について」などにおいて、意見や提案もさせていただきました。これらのことを今後の区政に活かしていただくよう強く要望し、認定第1号から認定第4号まで、いずれもおおむね適正に執行されたものと認め、全てに賛成し、討論を終わります。

 

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