均等待遇が原則

2016年11月15日

img_20161114_182157   昨日は、連合東京「労働セミナー」に参加しました。   東大の水町勇一郎教授「同一労働同一賃金、長時間労働の抑制への課題と対応」の講演を聴きました。   『同一労働同一賃金』の本質について、これまでの経過などを説明していただきながら、連合が求める『雇用形態間における均等待遇原則(同一労働同一賃金)の法制化』についての考え方を聴くことができました。   また、「長時間労働の是正について」も、企業間の取引慣行の改善が必要な事や36協定における時間外労働規制のあり方について、分かりやすい説明のお蔭で問題点の整理や理解が進みました。   現在の社会状況や雇用形態の推移を考えれば、同一労働同一賃金などの非正規雇用の処遇改善は喫緊の課題です。   また、電通の社員の自殺などでクローズアップされている長時間労働についても、新たなガイドラインを作成する必要があり、働き方改革を進めるにあたり、現場の声を丁寧に聴き取ることが重要です。   休憩なしのしっかり2時間の講演でしたが、とてもためになる有意義な時間となりました。     本日は、10時から自治・議会・行財政改革等特別委員会が開かれました。   まず、地方都市視察のまとめを行ないました。私は会派を代表し、 「(新潟市の行財政改革の取り組みについて)職員アンケートなど新宿区も取り入れてはいかがか。」 「(上越市の議会改革について)出張意見交換会など興味深いものがあった。新宿区も議会基本条例を作るべし。」 「(上越市のPFI事業について)新宿区で扱うとなると相当の条件がそろう必要あり。」 と、それぞれについて、感想と意見を述べました。   次に、区議会アンケートについて、説明を受け、総括を行いました。   「アンケートの対象が20歳以上となっているが、選挙権が18歳からとなったのだから、変更すべきだ。」など指摘がされました。   最後に、議会改革についての意見交換の時間となりました。   政務活動費における、「使用手引きの公開」「使用手引きの見直し」「収支報告(詳細)の公開」について、議論しました。   私は、全てに賛成の旨を述べましたが、「本日、結論は出さず」ということになり、引き続き議論を重ねていくことが確認され、委員会は閉じられました。     午後は、会派での打合せです。   17日に告示される第四回定例会での、代表、一般質問について、会議しました。   それぞれが地方都市視察で見聞した案件などを盛り込んだ、良い質問になるように努めていきたいと思います。    

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