決算委員会(10/3)

2018年10月03日

本日は、10時から決算特別委員会が開かれました。   昨日に引き続き、一般会計の款・項別の質疑です。   まず、昨日から持ち越している公園費について、議論しました。   「デモの公園使用規制について」「公園における喫煙規制について」など、質問が出ていました。   段階的な調整なくデモ規制ありきのやり方に、厳しい指摘がされていました。   次に、5項の都市計画費では、「再開発の事後評価について」「ユニバーサルデザインのまちづくりについて」など、まちづくりにおける幅広い審議がなされました。   新宿区では、いたるところで大規模開発が行われていますが、今後も更に増えていくことが予想されます。   近隣住民に不利益が生じぬよう、周辺への影響など、しっかりした事後調査・評価を行なうことが重要です。   私も地域の声に敏感に対応できるよう、より一層受信力を高めていきたいと思います。   続いて、6項の住宅費では、「分譲マンションの適正な維持管理・再生への支援について」などが質されていました。   建物の老朽化に比例して、所有者が高齢化していく中、修繕費や改修費の捻出が難しくなり、放置されていく事案が増えています。   スラム化を懸念する有識者の意見もあり、ここでの対策の一手が今後の明暗を分けると私は考えています。   千代田区のように、早めの対応が新宿区にも求められています。   昼過ぎからは、7項の建築費の質疑に入りました。   「脱法ハウスの取り締まりについて」「空き家対策について」など、質問機会を求める手が挙がっていました。       14時半から、第10款教育費の質疑です。   1項の教育総務費では、「教職員の過重労働について」「学校選択制度の廃止について」など、質問がなされていました。   新宿区では、教職員の働き方改革として、タイムカードの導入や全教員一斉休暇日の実施などが行われています。   給食費の取り立て業務から教員を解放する公会計化など、まだまだ対策の余地があります。   そして、何よりも教員を増やすことが特効薬であることは言うまでもありません。   次に、2項の小学校費の審議です。   「学校体育館の空調設備設置について」「就学援助について」など、様々な指摘がありました。   授業のみならず、クラブ・部活動、集会など様々な状況で体育館は使用されます。   また、災害時は一時避難所などにもなっており、今夏のような酷暑の際に使用に耐えられない状況が予想されます。   大きな財政負担になりますが、何かあってからでは遅すぎますので、1日も早く改善、対応していくことが区には求められています。   3項の中学校費では「LGBTの対応について」、4項の特別支援学校費では「居宅訪問型保育事業対応の子どもの入学について」、6項の幼稚園費では「教員の配置について」、7項の図書館費では「新中央図書館について」などが議論されました。   18時を過ぎてから、第11款公債費、第12款諸支出金、第13款予備費と審議を終え、一般会計の質疑は終了です。     間髪入れず、国民健康保健特別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計の3会計の質疑となりました。     明日は、各会派のまとめの質問時間「しめくくり質疑」となりますので、本日中に4会計の質疑を終わらせなくてはなりません。   これまでの超過分3時間を一気に清算したので、時計の針が20時を回る長丁場となってしまいました。   さすがに会議疲れでヨロヨロです。   役所は本日、ノー残業デー。   議会につき合わされた職員の方々は、チョー残業デー。     明日は、13:20過ぎから質問に立つ予定です。   インターネット中継もされていますので、どうぞご覧くださいませ。    

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