保障よりもチャンスを…

2018年11月22日

本日は、10時から全員協議会が開かれ、第四回定例会にかかる議案と補正予算についての説明がありました。   区内交流館など、公の施設の指定管理者の指定などが主な議案となるので、大きく目を引くものはありませんが、しっかりと審議していきたいと思います。     午後は、議員研修会が開かれました。   今回は、NPO法人日本アビリティーズ協会から、伊東弘泰会長や松尾敬徳事務局長、萩原直三副会長にお越しいただき、「障害者差別解消法について」講演を聴かせてもらいました。   会長からは、ご自身の障害と差別の体験が語られ、アビリティーズ協会が掲げる「保障よりもチャンスを…」との思いが話されました。   事務局長からは、障害者差別解消法の意義と合理的配慮の提供についての説明がなされた後、具体的な例などが挙げられながら、とても分かりやすく障害・社会モデルへの考えたかたが示されました。   最後に副会長から、障害者差別解消法の法制化への経緯説明と共に、新宿区議会発信での区民への意識共有が求められました。   私もこれまで「誰も置き去りにされない、全てに居場所と出番のある社会づくり」を訴えてきました。   今回の学びを糧に、障害の有無によって分け隔てられることなく、それぞれの個性が尊重されながら、共生できる社会の実現を目指し、精一杯活動していきたいと思います。     研修会後、一息ついたのちに区長室へ。   先日、取りまとめた私たち立憲民主党・無所属クラブの「予算編成に対する要望書」を、区長に直接手渡しました。   これまで、各種団体などから聴き取りをした要望や制度・政策の是正について、十分に吟味し、私たちの訴えを添えた上での提出です。   「多くの皆さまから寄せられた要望やご意見ですので、しっかりと実現を目指して頑張っていただきたい。」と区長にお願いしました。   もちろん、提出したから終わりということではありませんので、我々も議会の中でしっかり声をあげ、皆様からいただいた要望が通るよう、尽力していきたいと思います。    

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