文教子ども家庭委員会(5/13)

2020年05月13日

  本日は、文教子ども家庭委員会が開かれました。   今回は、本会議場を使用し、各委員や理事者が距離を確保しながらの委員会です。   まず、新型コロナウイルス感染症対応について、子ども家庭と教育のそれぞれの所管から報告を受け、質疑しました。   新宿区は、小中学校、養護学校は5月31日までの休業が決定しています。   給食の提供、もしくはそれに並ぶ弁当の提供などについて意見が出たほか、子どもの運動不足解消についてなど提案がなされていました。   私からは、虐待など注意を要する児童生徒やその家庭に対するケアについて質問しました。   連絡がつかなくなってしまった家庭などもあり、児童生徒のみならず親のケアも含む総合的な支援体制を整えるよう要望しました。   また、保育については、10月1日までの育休延長を認める自治体もある中、新宿区でも現状に即した実効性のある延長判断を求める声があがりました。   ちなみに、私たちの会派では年度内での育休延長が可能になるよう、緊急的な措置として求めています。   次に、臨時休業期間以降における児童生徒の学習機会等の保障について、報告を受け、議論しました。   新宿区では、ICT機器を活用した家庭学習支援を実施するとして、家庭にネットワーク環境の整わない中学生及び小学校5・6年を対象として、タブレット端末を貸与することになります。   中学校から貸与を開始し、令和3年3月までに事業を完了するとのこと。   私からは、「通用する機器としてスマートフォンとあるが、小さな画面で不足は生じないのか」などと質問した上で、「環境に不備や不公平が出ないよう、一刻も早く全児童生徒に1台ずついき渡るように差配すべし」と要望しました。   子育て世帯への臨時給付金や建て替えに伴う弁天町保育園仮園舎の建設工事などについても報告を受け、議論した後に15時過ぎの散会。   こうしたイレギュラーな状況ですが、きちんと質疑はできたものと思います。     委員会後は、会派から区長へ提出する要望書の取りまとめ。   これまで、区民や区内団体から聴き取りをした要望を基に作成しました。     要望書がまとまった後は、6月の定例会における質問について、意見交換です。   6月の第2回定例会では、私が代表質問に立ちます。   一般質問は、久保さんと田中さんが登壇予定。   コロナ禍における問題とその後の対応などについて質問することとなります。   時間などが決まりましたら、またご報告します。    

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