決算委員会(9/28)

2020年09月28日

  本日は、10時から決算特別委員会が開かれました。   先週に引き続き、一般会計の款・項別の質疑です。   まず、第5款の福祉費について、障害者福祉費の項から質疑が始まりました。   私からは、「障害者就労支援について」、質問しました。<以下、全文掲載>   「障害者就労支援について」 ○障害者就労支援推進について、障がい者の就労は、一時期水増しの問題が各種メディアなどでクローズアップされましたが、その影響などはあったのか。また、企業など区内外の事業者にお願いや説明にあがる際、現場での感覚についてどのような報告があったのか、伺います。 ○先般の朝日新聞の記事によると、本年2月から6月の間、障がい者が企業などに解雇される事例が2割近く増しているとの厚労省から報告があったとのこと。これは、コロナ禍の影響で企業の経営が悪化していることが背景にあり、コロナ禍が続けば求人数も減少し、障がい者の雇用環境が更に悪化していくことが予想されるとしています。区内の障がい者の就労状況について、お伺いします。 ○障がい者の就労支援において、非常に厳しい環境での取り組みとなることは承知していますが、弱いところからか切り捨てられる、弱いところから取り残されていくということを、そのままにしておくわけにはいきません。障がい者にとって働くことは、賃金や工賃といった点もさることながら、重要な社会参加の手だてであることからも、働く場を守らなければなりません。また、生活のリズムを整えていくといった面でも大きな効果として考えられています。そうした点を踏まえて、障がい者就労支援の取り組みを強化していくことも考えなければなりませんが、区のご見解をお聞きします。   他には、「障がい者グループホームについて」など、質問が出ていました。     続いて、高齢者福祉費についての質疑となりました。   私は、「認知症高齢者への支援体制について」質問を用意していたのですが、先に他の委員から質問がされたのでお蔵入り。   残念ですが、仕方ありません。     昼食休憩を挟んで、第6款子ども家庭費の質疑に入りました。   私からは、「子ども食堂について」は三雲さんに質問を譲り、「学童クラブについて」質問しました。<以下、全文掲載>   「学童クラブについて」 ○学童クラブの運営について、保護者の方々などから多くの意見や要望が寄せられています。「学童クラブの新設・増設」「学童クラブ室の環境整備」と、コロナ禍にかかわらず定員や密になっていることが問題とされてきましたが、ことさら現在のような状況ともなると放置しておくわけにもいかないと考えますが区のお考えをお聞かせ下さい。 ○「指導員の待遇改善」についても保護者、事業者等スタッフからもこの点について指摘されているが、区として支援の手だては考えているか、お聞かせ下さい。 ○「学童と学校の連携」に不足を感じているとのアンケート結果も出ている。そうした指摘に対して、どのような見解をお持ちか、伺います。   他には、「児童相談所一時保護所の建設について」など、質問が出ていました。     次に、第7款健康費についての質疑となりました。   私からは、「がん検診について」と「すくすく赤ちゃん訪問と産後うつ対策について」、質問しました。<以下、全文掲載>   「がん検診について」 ○がん検診の受診率の向上に関して質問します。がん検診の受診率は50%を目標となっており、国もこれを遂行せよとのお達しです。現在の受診率の状況は、皆さん一生懸命やっていただいていることもあり、H30年、胃がん20.4%、大腸がん19.1%、肺がん17.8%、子宮がん16.6%、乳がん22.5%と、受診率が伸びたものもあるかと思いますが、そもそもの目標は50%ですので、相当の努力をしないと達成は難しいと思うのですがどのような取り組みで課題を解決するつもりか、お聞かせ下さい。 ○今後は、コロナ禍の影響でなかなか健康診断やがん検診を受診しようとならないことが予想されますが、更なる受診率の低下に対して何か対策は考えですか。 ○がん検診の中でも、胃がん検診についてお聞きします。受診率が上がらない要因について「受診者が『受けよう』という気持ちにならないこと」とのアンケート結果もありますが「内視鏡、バリウムが嫌だ」という声を多く聴きます。そうした点での解決として、都内では目黒区の他に中野区、世田谷区(ペプシノゲンのみ)、板橋区、墨田区、西東京市が、ほんの数ccの採血で済むABC検査を実施しています。特に、このようなコロナ禍にありますと保健センターにせよ、医療機関にせよ、長居をしたくないというのが正直なところでもありますので、こうした機会をとらまえて、新宿区もABC検査、簡易検査の導入を検討したらいかがでしょうか。受診率アップも見込める取り組みと思いますが、区のご見解をお聞かせ下さい。   「すくすく赤ちゃん訪問について」 ○新宿区では、生後4か月以内の赤ちゃんのいるご家庭を訪問指導員(助産師・保健師等)が訪問し、赤ちゃんの発育(身体測定)、健康状態等の確認をしながらお母さんの健康や子育ての相談受けています。(先日私の家に保健師さんがいらっしゃって、色々と疑問に感じていた点などにお答え頂きました。)非常に良い取り組みと思いますが、コロナ禍にあっては訪問というハードルは高く、厳しい環境にあるかと思うが現場からはどのような報告を受けているか、お聞かせ下さい。 ○今回のコロナ禍により、里帰り出産ができなかった方々も多かったものと思います。そうした分は、区内にとどまり出産したわけですが、その増加分だけ訪問指導員(助産師・保健師等)の負担も増えたと考えますが、現場では混乱なく対応できているのか、お聞かせ下さい。 ○巷では、女優の自殺が話題となり、産後うつだったのではとの話が語られていました。通常でも産後うつへの対策は喫緊の課題とされてきましたが、コロナ禍により輪をかけて危険性が増す中、どのような対策強化が考えられるか、ご見解を伺います。   他には、「PCR検査について」「健康ポイント事業について」など、質問が出ていました。     次に、第8款環境清掃費の質疑となりました。   私は、この款でも質問は作っていたのですが、委員会の進行が押しているようなので、理事として自粛です。   この質問は、しめくくり質疑に回すことにします。   「路上喫煙について」の質問が出ていました。   質問希望者を数名残し、17時に散会。   明日も10時から引き続き、款・項別の質問となります。   私もまだまだ質問を用意していますので、乞うご期待。   インターネット中継もなされますので、お時間ある方はぜひご覧ください。   <新宿区議会・インターネット中継> https://smart.discussvision.net/smart/tenant/shinjuku/WebView/rd/council_1.html?referrer=http%3A%2F%2Fwww.city.shinjuku.lg.jp%2Fkusei%2Ffile08_00023.html    

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