本日から11月7日まで、福祉健康委員会の地方都市視察に出ています。
本日伺ったのは、熊本県水俣市で、こちらでは「遠隔システムを活用した予備健診実施実証事業について」お話を聞かせていただきました。
水俣市では、特定健診受診率を向上させるため、超聴診器などの新技術を導入し、遠隔システムによる健診を実施。
地域に本店のあるベンチャー企業との協働で、この事業を実現させたとのこと。
事前に出しておいた、予算や役割、各種情報の取り扱いなどの質問にお答えいただいた後に、改めて質疑応答の時間となりました。
使用する機器の詳細が求められたほか、この健診で得られたデータの共有など、管理の範囲などが確認されていました。
私からは、「産後健診のみで、妊婦の健診には活用しなかったのか」、「オンライン診療では、看護師のサポートをつけたようだが、これには資格などが必要な行為なのか」など、運用における点で、いくつか質問しました。
質疑後は、のづ議員がデモンストレーションで超聴診器による健診を受けました。
なるほど、簡易な割に高性能です。
心臓の疾患発見に効果的とのことで、このように簡単にリスク発見ができるなら、新宿区でも保健センターなどに配置するのも検討すべきと感じました。
明日は、熊本市で「災害時の障害者支援について」お話を伺います。
