本日、明日と防災等安全対策特別委員会の地方都市視察に出ています。
本日伺ったのは、大阪の寝屋川市です。
こちらでは「防災減災対応システム『BOGETS(ボーゲッツ)』を活用した避難所運営について」、「災害アライアンスに関する協定・災害時応援協定について」、お話を聞かせていただきました。
寝屋川市では、避難所となる市立中学校11校の体育館に、災害時に都市ガスや電気の供給がストップしても空調が稼働し続け、発電も行なう「ガスエンジン・ヒートポンプ・エアコン」を設置する防災減災対応システム「BOGETS(ボーゲッツ)」を導入しました。
これにより、夏の酷暑や厳寒期に災害が発生し、ライフラインが寸断されても、確実に空調が使えるとのこと。
これまで、能登半島地震や熊本地震でも、避難所の寒さや暑さへの対策が課題として出てきており、こちらではいち早くそうしたことへの備えを講じています。
続いて、「災害アライアンスに関する協定・災害時応援協定について」の説明では、当市から離れた自治体と協定を結び、発災時には、物資調達業務等を支援する「サテライト体制の確立」や必要備蓄品の一部を共同で備蓄する「共同備蓄」、予め定めた必要物資を供給する「プッシュ型供給」を行なうとのこと。
また、こちらでは無人航空機(ドローン)やWi-Fi環境整備に関わる事業者など、幅広い分野の事業者と協定を締結し、発災後の多岐にわたる課題への対応に備えています。
質疑では、発災時の職員参集体制やBCPの流れ、被害想定と避難所の収容人数や施設解錠の工夫、LPガスやテントの備蓄状況などが確認されたほか、避難所開設における全区域での一斉訓練の状況について、説明が求められていました。
また、避難所のトイレ衛生管理マニュアルやLPガスの備蓄における安全性、他自治体との協定に基づく各種支援の内容について、質問がなされていました。
私からは、小学校に設置されているLPガスのみで稼働する空調とボーゲッツのコスト差などについて伺いました。
この視察を通じ、どのような状況に陥っても機能する避難所体制の構築は、昨今の気象状況の激変に対応するためには、喫緊の課題と考えました。
また、発災後の想定を越えた課題にも、しっかりと対応できるよう、他の自治体や幅広く各種の事業者と協定を結び、連携体制の強化を図る必要性を改めて感じました。
今回得た知見をもとに、新宿区内の安全性向上を目指した委員会活動を進めていきます。
明日は、石川県の七尾市で「令和6年能登半島地震の教訓を踏まえた災害対応について」、お話を伺いに行きます。
