財政学校

2017年02月12日

  昨日は、朝から東京自治研究センターが開催する「財政学校」に出席しました。   夕方まで、5つの講義が用意され、しっかりと学ぶ時間となります。     1講目は、「2017年度国家予算案-防衛関係費優先の一般会計予算とアベノミクスの再起動を狙う財政投融資-」です。   政府は、強気な経済見通しを立てているが、アベノミクスの破たんは決定的であり、「エンジンをもう一度最大限にふかす」と総理は言うが、借金が蓄積するだけになるとのことでした。   防衛費の増額、財政投融資によるインフラ整備の拡大、高齢者負担の増加など、今年度の予算案について、分かりやすく説明を受けました。     2講目は、「新公会計制度の活用方策-町田市課別・事業別行政評価シートによる事業マネージメント-」を聴きました。町田市の先進的な公会計制度について、説明を受けました。   とても良くできた仕組みですが、「システム改修に1億円」と聞くと、参加者一同「うーん」とうなり声。   とはいえ、とても参考になるシステムで、行政評価シートも分かりやすく、さすがの一言でした。     3講目は、「2017東京都予算案をどうみるか」です。   予算概要を読み解きながら、「本当にメリハリのある予算か」を検証しました。   復活予算制度の廃止の結末など、色々と面白い話も聴けました。     4講目は、「2017年度特別区予算の課題」です。   「ふるさと納税の影響」や「積立金の現状と課題」など、ポイントを押さえた講義でした。   23区の全てで、ふるさと納税の影響からの税収減が問題となっています。   法人住民税の一部国税化など、特別区は踏んだり蹴ったりの状況です。   杉並区長と講師が対談した時に、この話で大いに盛り上がったとのことですが、地道に「反対、廃止」を訴えていくしかありません。     5講目は、「2017年度市町村予算の課題」でしたが、人との面会があり、ここで失礼しましたが、歯ごたえ十分の勉強会でした。   非常にためになる講義の数々に、少々頭がオーバーヒート気味です。     この日は、お昼休みを利用して、牛込箪笥区民ホールで開催されている「ニューイヤー・キッズミュージアム」に顔を出しました。   今年は「和・輪・WA!」をテーマとし、子どもたちやその親御さん達が、ダンスや楽器の演奏など、日々練習を積み重ねてきた演技を披露しました。   まだおむつの取れていない乳幼児が、音楽に合わせて体をゆすっている姿に皆さん目尻を下げていました。       本日は、風はあるものの天気も良かったので、ポスティングを行ないました。   印刷した区政レポートもほとんど配り終え、ちょっとした達成感です。    

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