緊急要望書

2022年01月26日

  昨日、私たちの会派として、「オミクロン株への対策の徹底・強化を求める緊急要望書」を区長へ提出いたしました。   保育施設や区立学校から、連日のように感染者の報告がなされています。   そうしたことを受けて、教職員や保育士など子どもに接する業種に従事する者のワクチン接種を優先することや検査体制の拡充を求めました。   また、そうした状況からのキャリアー増加に伴い、高齢者や基礎疾患を持っている方への感染報告も増えており、緊急的に手立てを講じる必要性があります。   様々な形で、私たちの元へも不安の声が届いており、そうした声を基に要望書を作成し、提出することになりました。   以下、要望書の全文を掲載します。     「オミクロン株への対策の徹底・強化を求める緊急要望書」 立憲民主党・無所属クラブ   新型コロナ感染対策に日夜ご奮闘されている区職員の皆様に心から感謝申し上げます。また、医療・介護・保育・学校等に従事され日夜奮闘されている皆様に心よりお礼申し上げます。 さて、政府は、各都道府県の要請を受け、東京、千葉、埼玉、神奈川をはじめ、全国で次々とまん延防止等重点措置を適用することとしました。すでに新宿区内の感染者も増加傾向にあり、学校や保育園等にも感染が広がっています。昨年の第5波の教訓を生かした対策の一層の徹底と強化が求められています。   1.ワクチン接種について ワクチン接種を希望する方が確実に受けられるようにすること。また、これまでのワクチン接種による副反応、後遺症等で治療を余儀なくされている方々の相談・治療等に対応すること。ワクチン接種について、高齢者に次いで、教職員や保育士など子どもに接する業種に従事する者を優先すること。   2.検査体制の拡充について 抗原検査やPCR検査体制を強化すること。地域センターなど身近な場所で検査が受けられるよう検査場所を設置すること。   3.自宅療養者のケアについて 自宅療養者を孤立させないための支援を強化すること。日常生活を維持するための配食・日用品の提供体制と健康観察、治療等の相談体制を強化すること。高齢者や基礎疾患を持っている方とその家族が罹患したなどの場合、自宅療養ではなく隔離できる療養先を十分に確保すること。   4.病床の確保について 第5波の教訓を生かし、自宅療養者死を出さないこと。重症化リスクの高い方をはじめ、入院が必要な患者がすぐに入院できる病床の確保、酸素センター等の受け入れ体制を整備すること。   5.区民等への情報提供について 検査、抗原検査の活用について丁寧な情報を提供すること。介護事業所での検査キットの活用や学校・保育園の抗原検査の配布や活用方法についてわかりやすい情報を提供すること。    

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