福祉健康委員会(10/14)

2025年10月14日

本日の10時からは、福祉健康委員会が開かれました。

まず、「新宿区立新宿生活実習所条例の一部を改正する条例」、「新宿区保健センター条例の一部を改正する条例」、「公の施設の指定管理者の指定について」、「令和7年度新宿区一般会計補正予算(第5号)」、「令和7年度新宿区介護保険特別会計補正予算(第1号)」、「令和7年度新宿区後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」の議案採決を行い、全員賛成で本会議に戻しました。

続いて、議員提出案「新宿区住宅宿泊事業の適正な運営の確保に関する条例の一部を改正する条例」の討論、採決です。

私は、賛成で討論(以下、全文掲載)しましたが、結果は賛成少数で否決となりました。

その後、「国民健康保険の区民に対する資格確認書の一斉交付に関する陳情」、「介護人材確保・定着と会議事業所の支援のため実効性のある施設を求める陳情」など新規3件と前回から継続審査されている2件の陳情審査を行いました。

「国民健康保険の区民に対する資格確認書の一斉交付に関する陳情」、「介護人材確保・定着と会議事業所の支援のため実効性のある施設を求める陳情」は、私は採択を求めましたが、意見が整わずに審査未了となり、他3件は継続審査が決定して、陳情審査は終了。

しっかり議論し、委員会は12時前に閉会となりました。

 

午後は、会派のメンバーで政務活動費の収支報告書作成です。

「これは何費にあたるのかな?」などチェックをしながら、間違いが起きぬよう作業しています。

「政治とカネ」に清廉さが求めれる中、間違いがあってはならぬと緊張感を持っての作業となりました。

ちなみに、不正使用や裏金はありませんのでご心配なく。

収支報告書作成後は、この秋に区長へ提出する会派の制度・政策及び予算要望のまとめとブラッシュアップ作業です。

それぞれの意見を聴きながら一つずつ丁寧に仕事をしています。

 

<議員提出案の賛成討論>
住宅専用地域における新宿区住宅宿泊事業、いわゆる民泊に対して、そこで生活する住民の方々から騒音やごみ出しでの苦情やトラブルの報告が増し、不安や心配、または煩わしさを感じるとの声が非常に多く聴かれます。
こうした声に対応すべく、区も指導などを強化していくとのこと。
また、過度の制限は法律違反となることや事業者のアンダーグラウンド化への懸念は、十分に理解するところです。
しかし、対策を講じるにあたっては、現場は待ったなしの状況にあり、今ここで何らかのアクションを起こさなければ、新宿区も特区民泊を採り入れた大阪のようになってしまうことが懸念されます。
また、東京23区の中で議員提出案と同様の規制をする9区において、国は法律違反を問うていないことから、過度な制限に抵触するものではないということが分かります。
いずれにしても、問題化が加速する民泊へ、何らかの規制強化を求める住民の声に応えるために、本議案に賛成するところであります。

 

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