本日の午前中は、息子の通う小学校の学校公開日なので授業参観に伺いました。
参観した授業は、道徳と理科でした。
道徳の時間では、先生が説明するストーリーを聞かずに、授業に全く関係ないコンパスをずっといじっていました。
感想を書く際は、先生に促されるもまったく筆は進まず。
話を聞いていないのだから、そりゃそうだ。
理科の時間では、電気の流れを学んでいました。
電池に電球のついた銅線をつなぐ実験でしたが、またもや説明を聞かずに「トントン・ツーツー・トントン」とSOSを発光し続けています。
「前を向け」、「ノートをとれ」とゼスチャーで伝えましたが、彼はニヤニヤするばかり。
頭をかかえてしまいました。
今日の参観でも、かなり心配な点がありましたが、色々な友達と仲良く過ごしており、学校生活を楽しんでいるようなので、そこだけは一安心です。
夕方からは、東京清掃労組の自治研修会に出席しました。
まず、前半は立教大の藤井誠一郎先生から、「現場からみた廃棄物行政〜民泊ごみに対峙する清掃職員に着目して〜」のお話を伺いました。
講演は、「訪日外国人旅行者の増加につれ、併せて民泊も増え、地域住民に深刻な影響を与えている」と始まり、民泊を取りまく状況や新宿の民泊におけるルール、民泊の種類などが説明されました。
そこから、民泊施設から出されるゴミの取り扱いについて、様々な事例などが挙げられながら、問題提起がなされました。
最後に、清掃職員が有する情報収集機能の活用や技能労務職の機能の再考など、廃棄物行政の質的向上への考え方が語られて講演は締めくくられました。
続いて、藤井先生と豊島区、新宿区、渋谷区の技能長、三雲たかまさ都議、山口かおる区議、6名でのパネルディスカッションです。
各区の状況や取り組みが説明された後、それぞれが聞いた苦情やトラブルが語られて、それらへの対応が話し合われました。
狡猾な手口で法や条例をくぐり抜ける事業者をどのように取り締まるか、民泊ごみ自体の抑制、ルールの厳格化など、様々な角度で議論が展開され、活発なパネルディスカッションとなりました。
現場に関わる職員の負担は深刻な状況で、地域住民のストレスも限界に達しており、この民泊にまつわる問題は喫緊の課題です。
民泊への対策など、これらの問題が、今後議会でも多く取り上げられることが予想されます。
その際は、今回の研修会で得た知見をしっかりと反映、活用させてもらおうと思います。
