本日は、10時から福祉健康委員会が開かれました。
まず先日に行われた、水俣市、熊本市、福岡市での視察について、各会派から感想や意見などのまとめが述べられました。
私からは、水俣市での「遠隔システムを活用した予備健診実施実証事業について」、オンライン診療でのサポートにおいて、資格を問わないことなどを挙げ、運用の簡易さを述べた上で、「超聴診器による健診では、心臓の疾患発見に効果的であり、このように簡単にリスク発見ができるなら、新宿区でも保健センターなどに配置するのも検討すべき」と話しました。
熊本市での「災害時の障害者支援について」、避難行動要支援者名簿への登録にあたり、精神障害の方への配慮を質問したことや福祉こども避難所へは直接避難が可能であること、個別避難計画は福祉事業者が作成することなど、新宿も十分に参考となることを報告しました。
福岡市での「介護スマートDXプロジェクトについて」、介護現場のデジタル化を進めるにあたり、データの共有などで医療機関との連携も見越した計画とする必要性を感じたことを述べ、介護に携わる職員の負担を軽減し、人手不足の解消などを図るために、新宿でも介護DXを急ぎ進めていくべきと意見して、地方都市視察のまとめとしました。
続いて、「新宿区障害者生活実態調査の実施について」、「早稲田南町児童館等複合施設新施設及び現施設活用方針について」、「新宿合同庁舎の建て替えに伴う活用方針について」、「健康ポイント事業と『とうきょう健康応援事業(東京健康Uplus)』の連携について」、4件の報告を受け、質疑を行いました。
「新宿区障害者生活実態調査の実施について」の質疑では、回答におけるサポート体制や各調査対象の回収率が確認された上で、回収率向上への取り組みが求められました。
また、それぞれの設問の中身についても質問がなされました。
「早稲田南町児童館等複合施設新施設及び現施設活用方針について」では、地域ささえあい館の風呂廃止について、質問や意見が出ていました。
私からは、地域ささえあい館での「地域ささえあい活動」の具体的なイメージを確認した上で、学童や地域の子ども達との更なる交流について質問しました。
「新宿合同庁舎の建て替えに伴う活用方針について」では、建て替えにおけるメリット・デメリットが確認されていました。
「健康ポイント事業と『とうきょう健康応援事業(東京健康Uplus)』の連携について」では、健康ポイント事業の世代別の利用率や活用している機器についての確認がなされ、都の事業へ申請するにあたり、高齢者へのサポートが必要との意見が出されていました。
しっかり議論し、12時前に委員会は散会となりました。
午後は、第4回定例会での質問について、会派のメンバーと打ち合わせをした後、作成した質問原稿のブラッシュアップ作業。
11月26日、27日と本会議が予定されており、26日は代表質問に山口さん、27日は私が一般質問に登壇予定。
乾坤一擲の質問となるよう、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
乞う、ご期待!
なお、本会議での質問はインターネット中継もされていますので、傍聴が難しい方はこちらでもご覧いただけます。
<新宿区議会インターネット中継>
https://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/index08_08.html
