予算特別委員会(3/6)

2026年03月06日

本日は、10時から予算特別委員会が開かれました。

昨日に引き続き、款項目別の質疑を行いました。

本日は、子ども家庭費、健康費、環境清掃費、土木費についての質疑です。

健康費では「乳幼児健康診査について」、「おたふくかぜワクチンの2回目接種について」、
環境清掃費では「廃油(廃食油)のリサイクルについて」、
質問しました。(質問は以下、全文掲載)

しっかりと議論して、17時に委員会は散会となりました。

 

7款健康費1項健康推進費6目健康推進施設費
「乳幼児健康診査について」

Q.文部科学省が毎年行っている学校保健統計調査によると、小学生の約38%、中学生の約61%が視力1.0未満と低年齢化と深刻化が問題となっています。スマホ、タブレット、携帯型ゲーム機などの画面を、至近距離で長時間見続けることが近視進行の大きな要因とされています。スマホなどのメディアの長時間使用による視力障害が問題となる中、GIGAスクール構想で小中学生に一人一台タブレットが配られ、児童・生徒のそうした機器使用時間もますます増えていて、一層の事態の悪化が懸念されています。また、未就学児でも子育てにおいて、スマホ育児などが視力等に、どのような影響があるかが心配されている状況です。
また、そうした視力障害は、斜視、 乱視、不同視など、視力検査で分からないものも多くあり、眼科の先生にお聞きした話だと、3歳児健診などから目の屈折検査にもしっかり取り組む必要があるとのこと。3歳児健診などの視力検査において、スポットビジョンスクリーナーを導入されているかなど、どのような検査されているのか、お聞かせください。

<まとめ>眼科の先生の話だと、スポットビジョンスクリーナーは検査性が非常に有効とのこと。3歳児健診のみならず、これから始まる5歳児検診、または就学児健診においても、スポットビジョンスクリーナーを活用した検査を採り入れていただくようお願いします。

Q.新たに始まる5歳児健診では、これまでの検診などでも診てきた身体発育・栄養状態に加え、どのような点でのチェックに力を入れるのか、お聞かせください。

<まとめ>発達障害やその兆しのある子どもが増えている現状では、5歳児健診において、身体発育・栄養状態に加え、精神・言語発達、生活習慣(食事、睡眠、事故予防など)、社会性(集団行動、しつけ)を総合的にチェックし、就学前の子どもの発達の遅れや発達障害(ADHD、自閉症など)の早期発見と支援へ繋げるきっかけとすることが肝要です。子どもの健やかな育ちのため、より丁寧なケアに努めていただくことを要望します。

 

7款健康費1項健康推進費3目保健所予防費
「おたふくかぜワクチンの2回目接種について」

Q.おたふくかぜワクチンの2回目接種の費用助成についてです。おたふくかぜは激しい頭痛を伴う無菌性髄膜炎や重度の難聴などの合併症を引き起こすなど非常に危険な病気です。国立感染症研究所などの調べでは、おたふくかぜワクチンの有効率は1回接種の有効率は6割強、2回接種では8割強とのこと。他の自治体では、2回目の接種を助成する自治体も散見され、医師会などからも、「おたふくかぜの予防接種を2回することを推奨する」との意見が出ています。おたふくかぜワクチンの2回目任意接種の費用助成について、新宿区のご見解を伺います。

<まとめ>国の方で、麻疹(はしか)、おたふく風邪、風疹の3種混合のMMRワクチンの公費助成をけんとうしているようですが、そうした取り組みが前に進まないようであれば、各所各所で区独自の取り組みが求められます。そうしたことを念頭において、事業を進めていただくことを要望します。

 

8款環境清掃費1項環境清掃費3目資源清掃事業費
「廃油(廃食油)のリサイクルについて」
ごみの発生抑制、もしくは資源回収の推進ということで、家庭から出る廃油(廃食油)に関してお伺いいたします。

Q.2か所あるリサイクル活動センターや地域のスーパーなど民間による4拠点で廃食油の回収が行われています。これまで、廃油の処理ということですと、新聞紙に吸わせたり、凝固剤を入れて固めて、可燃ごみとして捨てるといった方法だったかと思います。
ただ、最近の物価高騰、特に油の高騰から、廃油のリサイクルがクローズアップされており、環境系のNPOなどでは、「東京には油田があります」と謳い、取り組みを活発化させているとも聞きました。
また、航空分野の脱炭素化に向けて、廃食油の活用に注目が集まっており、回収に力を入れる自治体が増えているとのこと。「持続可能な航空燃料(SAF)」は、食用油の元になる植物は二酸化炭素を吸収しているので、従来の燃料より二酸化炭素の排出量を約80%減らせるとされており、航空業界では、2030年までに航空燃料の10%をSAFにするとの目標を掲げています。
ただ、その製造に関して、廃食油の回収に課題があるようで、全国油脂事業協同組合連合会の調べによると、事業系は95%の回収がなされているが、家庭系では9割が捨てられているとのこと。
関西空港や中部空港に続いて、羽田空港でもSAFの供給が始まり、日揮ホールディングスはプロジェクトを立ち上げ、30を超える自治体(東京ですと東村山市)や約250団体と協定を結び、回収に力を入れているとの報道もなされていました。
そこで伺いますが、社会的に廃油の処理に注目が集まるこうした機を捉えて、区の取り組みを加速させていくのも良いと考えますがいかがでしょうか。まず、廃油の回収ステーションを増やすことなど検討してはどうか、更に民間での協力を促すのはいかがか、ご見解を伺います。

Q.学校などで環境教育と絡めて、収集、回収の協力を仰ぐことなどもできるものと考えますが、ご見解を伺います。

<まとめ>様々な自治体で廃油をリサイクルし、川沿いの桜を照らす燃料としたりして、報道などでクローズアップされたりもしています。リサイクルの促進の一つとして、話題になることなどは影響が大きく、「なら私たちも」と考える方々も良い機会となります。新宿区でも各所各所で、桜のライトアップやハロウィンやクリスマスではイルミネーションなどがなされます。廃油リサイクルを進めていくにあたり、こうした場面で活用し意識啓発していく仕掛けもありかと思います。そうしたことなども検討し、資源リサイクルの促進につとめていただきますよう要望します。

 

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