姉妹都市「長野県伊那市」2015年11月07日

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11月5~6日と二日間、新宿区と姉妹都市である長野県伊那市へ、視察へ行ってきました。

 

伊那市は、高遠城址の桜がとても有名で、東京からバスで約四時間半、アルプスの麓の素晴らしい環境の街です。

交流を続けて10年になりますが、この度も伊那市議会の皆さんの温かいお出迎えをいただき、歓待して下さいました。

 

 

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視察は、「国立信州高遠青少年自然の家」において、自然体験学習などの取り組みについて話を聞き、施設を見てまわりました。

パソコンやスマホ、テレビから離れて、数日自然の中で生活する「N&G自然体験キャンプ」(ネットやゲームとの良い付き合い方を学び、自分の利用について考える)という取り組みが新聞などに取り上げられています。

 

 

6日は、伊那市と新宿区で連携して地球環境保全(CO2削減)の取り組みをしている「新宿の森」を見ました。

ここで育成された木で作成された木工品(おもちゃ)が、新宿で生まれた赤ちゃんに届く「ウッドスタート事業」に利用されています。

 

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次に、様々な体験ができる、体験施設「みはらしファーム」を視察しました。

幅広く体験メニューがあり、時間があれば受けてみたいものが沢山ありました。

 

最後に、高遠城址公園のもみじ祭に顔を出し、蕎麦打ち名人との評判の飯島市議が打ってくれたお蕎麦を昼食にいただきました。

 

「新宿区の子どもたちの自然体験に是非、伊那市を」とお願いされ、帰路につきました。

 

再来年は、伊那市の皆さんが新宿にいらっしゃる予定です。

こうした交流で、新たな気づきなどにつながれば、お互いのためになることを改めて感じました。

 

帰京後、すぐに下落合地域交流館へ。

 

「落合の森保全地区の環境を守る会(仮)」が開催する「大型ワンルームマンション建築計画地域説明会」に出席しました。

これは、おとめ山公園南側に投資用大規模ワンルームマンション建築計画に対して、「近隣住民のみならず、下落合地域全体で住宅環境をどのように考えるか」という意見聴取の場となりました。

 

「物件購入者が居住者ではないと地域との関係性や連動性が失われるのではないか」

「民泊などに使用され、地域環境が悪化するのではないか」

「大型工事なので通行する車両がますはずだ。子どもたちの帰路などで交通安全は担保されるのか」

「施主や施工業者の不誠実な対応は地域住民をないがしろにするものだ」

など様々な不安や意見が出されました。

 

他会派の議員も出席していましたので、「区議会でどのように取り扱うか」を相談し、「地域の皆さんが納得のいく形にできるよう行動していこう」と確認しました。

 

先人が努力し、守ってきた下落合の環境を維持していけるよう私も全力を尽くします。