新宿中央公園

2018年07月25日

  本日は、10時から環境建設委員会の管内視察で、新宿中央公園に行き、ネーミングライツを導入したトイレとイブニングバーに活用されている現場を見てまわりました。   この公園内の水の広場とちびっこ広場のトイレにネーミングライツが導入され、株式会社リンレイから二カ所で年20万円の収入が入ります。   また、トイレ清掃などの環境衛生管理も引き受けてもらえますので、洗剤などを扱う会社としては腕の見せどころでしょう。   そして、多摩美術大学との協働で年間四回に渡り、ストーリー性をもたせたデザイン変更を行うことで、ただの用を足す場所ではなく、楽しみを持たせる仕掛けを考えているようです。   外観だけでなく、室内も趣向をこらしたデザインとなっていますので、お近くにお越しの際は、ぜひ一目見ていただきたいと思います。   そして、7月18日から8月31日まで、新宿中央公園の水の広場では、イブニングバーと称して、水・木・金曜日の18時から22時の間、屋台形式で飲食が提供されています。   また、本日から7月28日の4日間は大型スクリーンが設置され、無料で映画が上映されます。   都庁をバックに、300インチで大迫力の映画を観ながら、ビールをグイッと…。   虫よけは必須でしょうが、ビル群と滝とイルミネーションで、新宿の夏の涼を楽しんでもらえたらと思います。     午後は、自治研究センターの月例フォーラムに出席です。   今回は、公共施設マネジメントシリーズの第2段として、多摩市の施設政策部長から「多摩市の公共施設再編の取り組みについて」お話を伺いました。   過去に整備した公共施設の老朽化は、どこの自治体でも直面している問題です。   五年間に渡っての公共施設の見直し方針と行動プログラムについて、住民や議会とのすったもんだの舞台裏話なども織り交ぜ、難しい話を分かりやすく説明してもらいました。   新宿でも公共施設マネジメントについては、更に大きな問題となっていきます。   「行政と住民が方針や計画を一緒に考える場を作ることが必要であり、行政からの一方的な提案では間違いなく、たち行かなくなる。」との話は、まさに経験者は語るといった感じでした。   こうした問題は、結果もさることながらプロセスが重要だということを改めて理解する機会となりました。   こうした貴重な経験談をしっかりと学びとして、議会でこの問題を扱う際には十分に参考にさせてもらおうと思います。    

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