文教子ども家庭委員会(11/11)

2020年11月11日

  本日は、10時から文教子ども家庭委員会が開かれました。   まず、11月25日に行なう管内視察について諮られた後、調査事件「GIGAスクール構想実現のための教育用システム環境構築に係る事業者の選定結果」について、説明を受け、質疑を行ないました。   コロナ禍で前倒しとなった国のGIGAスクール構想により、来年度から児童・生徒に1人1台の端末を整備することになりましたが、その事業者が決まりました。   予算は、15000台のタブレット端末が3年分で約31億円ですので、1年1台約20万円となります。   保守や補償も含まれますのでどうとも言えませんが、肌感覚ですと少々お高いかと…。   質疑では、私からは「現在の導入されている端末使用において、フィルターのかけ方で利用に不具合が散見される。こうした点も改善された形での運用となるのか」「選定においての評価点について」などの質問をしました。   他には、「使用から得られた情報の取扱いについて」や「各校へのICT支援員の配置について」などの質問や要望が出ていました。   続いて、「旧都立市ヶ谷商業高等学校の跡地等の活用方針(案)の作成及びパブリックコメントの実施について」「中学校学校選択制度の学校別状況一覧及び新入学区立中学校の抽選について」「新宿区立図書館指定管理者の事業評価報告について」など4件の報告を受け、質疑しました。   旧都立市ヶ谷商業高等学校の跡地等の活用方針において、この委員会に係るのは牛込一中の建替えについてです。   増築増築でダンジョン化した学校の建替えの必要性は、ずっと地域から求められてきたことです。   「建替えによる学習環境の変化における影響について」や「人口推移予測と教室数の設定について」などの質問がでていました。   中学校学校選択制度の学校別状況と抽選についてでは、「抽選校の増加と制度運営の今後の見通し」などが議論されましたが、私立校への進学など多角的な分析が必要との指摘がなされていました。   「新宿区立図書館指定管理者の事業評価では、下落合図書館の利用申込書の紛失事故について触れられ、報告や再発防止のあり方が質されました。   そのやり取りがあった上で、委託事業者への職員教育の徹底が求められていました。   各議題で十分に質疑を行ない、12時前に委員会は散会となりました。     午後は、地域のゴミ問題について担当所管からのレクチャーが1本。   会派として相談を受け、現場も検分したので、問題が解決へ向かうようしっかりと対応していきたいと思います。     レクチャー後は、議会運営委員会に出席です。   11月30日から12月9日の日程で、第四回定例会が開催します。   本日の委員会では、審議日程と議案が示されました。   11月30日の本会議では、代表質問に三雲さんが登壇します。   私は、質問提供でそれをサポートすることとなります。   12月1日の本会議では、志田さん、田中さんが一般質問に立ちます。   質問は、インターネット中継もされますので、こちらでご覧いただければと思います。   <新宿区議会のインターネット中継> https://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/index08_08.html     夕方は、会派のメンバー全員で予算及び制度政策要求の要望書作成です。   一項目ずつ丁寧に作っているので、なかなか時間のかかる作業です。   作業が少々残りましたが、明日へ回すこととして、本日は17時に手じまい。   ノー残業デーとすることとし、これから赤ちゃんの世話をします。    

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