文教子ども家庭委員会(2/3)

2021年02月03日

  本日は、文教子ども家庭委員会が開かれました。   まず、調査事件として「新宿区第二次実行計画の策定及び素案に関するパブリックコメントの実施結果について」、説明を受け、質疑を行ないました。   パブリックコメントの取扱いと意見を踏まえた修正点などについて質問が出たほか、民間学童クラブへの助成基準や質の確保、安全への配慮などが確認されていました。   また、学校施設の改善についてでは、教室の改修等の計画のあり方が質されていました。   日本語サポート指導のICT導入についてでは、どのような形で実施されるかなどが確認されていました。   私からは、パブリックコメントからすくい上げられた産後ケア事業(ショートステイ型)の実施について、期間の設定など計画を確認した上で、支援強化を求めました。   また、ICTを活用した教育の実施についてでは、児童生徒と教員との通信手段としての活用に触れ、日本語が不自由な保護者との通知にも活用できないかなどを質問しました。   続いて、「新宿区第三次男女共同参画推進計画の見直しについて」、「タイムレコーダーのデータ集計による教員の勤務時間等について」、「新宿区公共施設等総合管理計画基づく個別施設計画の策定について」など7件の報告を受け、質疑しました。   「新宿区第三次男女共同参画推進計画の見直しについて」では、コロナ禍により女性の貧困が進んでいると指摘があった上で、そうした対策を盛り込むよう提案があったほか、パートナーシップ制度の条例整備を求める意見が出ていました。   「タイムレコーダーのデータ集計による教員の勤務時間等について」では、国からのガイドラインが示され、校外活動も勤務時間として換算したとのこと。   私からは、「そうした点は1歩前進と認めるものの、持ち帰り残業の時間も含めた勤務時間の把握も検討すべき」と意見しました。   他に、コロナ禍での影響などが質さていました。   「新宿区公共施設等総合管理計画基づく個別施設計画の策定について」では、この委員会が担当する学校や図書館について議論しましたが、「35人学級の実施を見越した教室確保」やその見通しや対応への質問が出ていました。   現時点でも、普通教室が足りず、手当が急がれる学校がある中、より難しい学校運営が迫られることになります。   10時から始まり、昼食を挟んで14時過ぎまで、しっかりと議論し、委員会は散会となりました。    

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