10時からは、文教子ども家庭委員会が開かれました。
まず、調査事件として、「保育ルーム事業終了に伴う定員の変更について」、説明を受け、質疑を行いました。
これまでの状況が確認されたほか、定員減と今後の保育事業について、意見が出されていました。
次に、「区立学校における越境樹木の枝の切除状況について」、報告を受け、質疑を行いました。
現状の詳細が確認され、私からは「今後の同様な状況が発生した際の対応」、「作業における学校や子ども達への影響」について、質問しました。
今期前半での当委員会はこれが最後となりますが、議事が2件でしたので11時前に委員会は閉会となりました。
夕方からは、「 連合東京・ 地域政策を実現する会」のセミナーに出席しました。
東洋経済新報社 風間直樹氏の講演「日本の労働環境と自治体政策の問題点」を聴きました。
まず、これまで取材してきたブラック企業とその遣り口、離職率などが紹介され、各種法整備がなされて規制が強まったことなどが説明されました。
また、昨今急拡大しているギグワーカーやスポットワークの実態とその問題点が示された上で、小泉進次郎議員の主張した「解雇解禁」の危うさなどの解釈がなされました。
最後に、自治体において、現場に回されるべき予算がコンサルの無意味な仕事に流れていることや国や自治体の制度設計の甘さを巧みにつく仕組みへの危惧が訴えられ、その対策が語られて講演は締めくくられました。
真実をつく問題提起は、とても聴き応えのあるもので、非常に勉強になりました。