公契約条例

2019年12月11日

  昨日は、自治研究フォーラムがあり、これに出席しました。   今シリーズは、公契約条例について、様々な角度からお話を伺います。   今回は、多摩市公契約審議会 脇田委員の講演「多摩市公契約条例にみる労働者にとっての公契約条例」を聴きました。   新宿区も10月の定例会で公契約条例が制定されました。   労働者や地場優良企業の保護、正常な地域公共サービス維持などの目的でこの条例は機能するわけですが、「これで完璧」ということはなく、時代の趨勢に合わせて変えていく必要が説明されました。   また講演では、「条例制定後に何が変わったか」についても語られたのですが、他自治体に先んじて条例制定した多摩市のお話は、今後の新宿にも十分に当てはまることでとても勉強になります。   お話を伺い、今後は行政の意識改革はもとより、行政からの調査や労働者への働きかけが出来るような仕組みづくり、適切な条例のメンテナンスのあり方が課題であることを改めて考えさせられました。   そうした点をしっかりチェックして、活きた条例となり、適正な運用がなされるよう、私も議会で目を光らせていきたいと思います。     18時半からは、海江田万里を支える会 望年会に出席しました。   本人から、国政での活動や今後の抱負などが語られると、会場は大いに盛り上がり、「頑張れ!」と励ましの声が沢山あがっていました。   私も、多くの懐かしい顔に会えたので、とても楽しい夜となりました。   そうした中、旧知の国会関係者に「国会はどうですか?」と聞くと「異常事態」との答え。   公文章の隠蔽や改竄、説明を捨て、なりふり構わぬ政権の逃亡劇は酷い有り様のようで、見苦しいの一言に尽きるとのこと。   話を聞けば聞くほど、現政権の滅茶苦茶さに辟易とします。     本日は、文教子ども家庭委員会が開かれました。   調査事件として、「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査について」、報告を受けて、質疑しました。   暴力行為の発生、不登校児童生徒の把握、いじめの認知など、それぞれのデータが報告されましたが、やはり不登校児童生徒の数は年々増加しており、居場所づくりなどの対策強化が必要で喫緊の課題です。   私は、外国籍の児童生徒への対応やフリースクールとの連携について、質問しましたが、区は六ヶ所あるフリースクールを訪問したり、不登校対策委員会にフリースクールも入れていくとのこと。   これまで議会で「フリースクールと早期に連携せよ」と、何度も取り上げてきた事案だけに、大きく動きが出てきたことを素直に喜んでいます。   また、不就学児の問題についても話が広がりましたが、区内に不就学児は中学生303名、小学生520名いるとの報告がありました。   この扱いについて、不就学の理由を追跡調査すると供に、就学案内についても工夫していくとのことで、更に詰めていく部分もありますが、少なからずこちらも前進です。   次に、3つの学童クラブ及び放課後子どもにおける児童指導業務委託事業者の選定結果、社会教育委員会の会議報告など4件の報告を受けて、質疑となりました。   委託事業者選定にあたっては、「選定過程にもっと保護者の声が反映されるように工夫すべし」などの意見や指摘がなされ、議論となりました。   それぞれで質問も出た後、12時前に散会。   今年最後の常任委員会も無事に終了です。     午後は、会派の会計業務を行ないました。   どのようなお仕事でもそうでしょうが、師走の帳簿整理はとかくドタバタが伴います。    

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