ミャンマー情勢と入管行政

2021年06月19日

  先週は、朝昼晩と議会の合間をぬって、三雲さんと遊説です。   梅雨らしい天気に思うようにいかぬ街宣、候補者のストレスはいかばかりか。   「選挙は塗り絵」との先輩の教えを思い出し、コツコツとやっていくしかありません。   25日から都議選スタート。   一気に駆け抜けていきたいと思います。     先週の木曜日は、新宿区議会の有志での学習会「ミャンマー情勢と我が国の入管行政の問題点」があり、これに出席しました。   講演では、「在日ビルマ市民労働組合」会長のミンスイさん、「仮放免者の会」事務局長の宮廻満さん、また入管法などの問題に詳しい指宿昭一先生からお話を伺いました。   ミンスイさんからは、ミャンマーの歴史や国の成り立ちが説明された上で、軍部と民主化、ミャンマーでのクーデターの状況などが語られました。   また、宮廻さんからは「仮放免者とは何ぞや」という説明から始まり、様々な場面での制約について、具体的なお話を聞かせてもらいました。   指宿先生からは、在留特別許可など入管行政の問題点が指摘され、入管管理システムは機能不全を起こしているとのこと。   「人権・人道に則した対応が必要であり、国は出入国管理の視点しかなく、多文化共生政策が欠けている」とのお話には頷くばかりです。   新宿区のような外国人住民の比率が高い地域では、多文化共生施策が重要です。   人権意識のあり方も含め、地域、国を問わず課題を共有し、施策に反映させていく必要があると思います。  

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