連合東京 政策学習会

2022年02月17日

  本日は、10時から連合東京の政策学習会にオンラインで参加しました。   今回は、東京都財務局主計部の課長から「令和4年度東京都予算案」の説明を受けました。   一般会計歳出総額は、7 兆 8,010 億円にのぼり、過去最大規模であり、この予算の方針は、 ①「感染症の脅威」など大きな危機を克服するとともに、誰一人取り残すことのない持続可能な都市へと進化する「サステナブル・リカバリー」を実現するため、大胆な発想で果敢に取組を進めていくこと ②社会変革に適応した制度や仕組みへの抜本的な見直しを進めるとともに、事業の見直しを一層強化し施策の新陳代謝を促すことにより、将来にわたる財政の対応力を堅持すること ③東京2020大会に向けて磨き上げてきた数々の取組を都市のレガシーへと発展させ、 都民の豊かな生活につなげていくこと とのこと。   予算のポイントとしては、「コロナ対策を万全にする体制等の構築」、「ゼロエミッション東京の実現」、「デジタル化の浸透」、「段差のない共生社会の実現」が謳われています。   財政運営の考え方では、令和4年度予算における都税収入は約5.6 兆円と、過去最大であった令和元年度決算の水準近くまで回復する見込みとし、風水害・震災対策など都市インフラの強靭化に係る経費として今後10年で少なくとも約2兆円が見込まれることに加え、老朽化が進む社会資本ストックの維持・更新、社会保障関係経費の増加など、避けることのできない財政需要があるとしています。   また、基金については、積極的に活用しつつも一定程度の残高を確保し、都債については、 発行額を抑制することで、将来に向けた財政対応力を培ったとのこと。   今後、収束の見えぬコロナ対策を抱えた中、全体的にバランスをとった予算と理解しました。   ただ、税収が増えたことだけで社会情勢を捉えることなく、困窮者が増えたこと、すなわち格差が拡大していること自体を問題とし、課題解決を図る予算となるようにチェックが必要だと感じました。   学習会の後半は、東京都産業労働局雇用就業部から雇用就業施策関連予算案についての説明がありましたが、議会運営委委員会があるので、残念ですがここで退席。     11時半からは、議会運営委員会が開かれました。   予算8件(当初予算4件、補正予算4件)、条例16件、その他2件の計26件の議案と質問の日程などが確認されました。   2月21日に全員協議会が開かれ、議案の説明がなされます。   2月28日は、10時から本会議が開かれ、3時の休憩前後に久保さんが代表質問に立ちます。   3月1日の本会議では、午後になりますが、田中さん、志田さんが一般質問で登壇します。   インターネット中継もされていますので、ご都合がつく方は是非こちらでご覧いただければと思います。   <新宿区議会のインターネット中継> https://www.city.shinjuku.lg.jp/kusei/index08_08.html     午後は、質問作成です。   代表質問の提供分は完了したのですが、予算委員会の質問を書かなければなりません。   しっかり備えて、緊張感のある質問にしていきたいと思います。  

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