新しい教育と見守り子育てのつながり2023年01月29日

 

本日は、新宿せいがこども園や落四小学区域の学童クラブと地域の子どもたちを考える会などが催す「新しい教育と見守り子育てのつながり」のシンポジュウムに出席しました。

 

オンラインやアーカイブも含めると100名を超える参加者とのこと。

 

ゲストとして、遠藤洋路熊本市教育長やせいがこども園の藤森園長が子育てや教育について、現状や目指すべきところなど様々なお話を聴かせてくださいました。

 

遠藤洋路熊本市教育長のお話では、「自分で判断して行動する」などの教育や保育で共有すべき方向性が語られ、教員不足などの学校が抱える課題や子どもの権利にまつわる新たな学校のルールづくりなどの説明がありました。

 

また、社会性を培う教育が教科の学習同様に重要となっているなど最近のトレンドが話されました。

 

せいがこども園の藤森園長からは、子どもへの虐待などが問題となる中、保育者の資質が大きなポイントであることが説明され、大人の側が時代の変化のスピードにアジャストできていないことや社会とつながる、社会で育てるといった社会環境づくりの重要性などが語られました。

 

講演後は、子ども達から「どんな大人になりたいか」、「大人に言いたいこと」など、事前にとったアンケートや保護者の方からの「子どもの意思をどこまで尊重すべきか?」、「主体性のある子どもにするには?」などの質問が紹介され、先生方がそれぞれに丁寧に答えていました。

 

その後のグループディスカッションでは、学童のあり方や家庭教育の重要性、「子どもを社会で育てる」環境づくりなど、幅広く皆さんの意見を聴くことができました。

 

中身のギュッと詰まった2時間。

 

とても勉強になる会で、私も多くの宿題をいただいた気持ちです。

 

引き続き、現場の声にしっかり耳を傾け、課題解決に向けて尽力していきたいと思います。