勉強会とんび

2023年05月18日

今週の朝は、雨天のため中止もありましたが、下落合駅や落合駅に立ち、区政レポートを配布しました。

本日などは朝から日差しも強く、暑い中での活動となり、上着を脱いでの駅頭です。

衣替えを先送りしていたことを後悔する朝となりました。

 

駅頭後は、急いで区役所へ。

連日、会派代表者会議、幹事長会が開かれ、各会派の質問持ち時間などについて、議論されています。

控室に詰めて、議論の進捗を聴いていますが、それぞれの主張が折り合わない時もちらほらと…。

緊張感のある交渉が続いています。

 

本日の昼過ぎからは、オンラインで学習会に参加です。

議会がこうした状況ですので、オンラインで参加ができるのはありがたいかぎりです。

 

13時半から、連合東京政策学習会に参加です。

まず、「都内⾃治体パートナーシップ制度の現状と展望」について、LGBT法連合会の神谷事務局長からお話を伺いました。

パートナーシップ制度について、これまでの経緯が語られ、運用などについて、先進自治体の具体例なども挙げられながら説明がなされました。

申請におけるカミングアウト・アウティング問題、ファミリーシップのあり方など、今後の課題も確認され、こうした制度もまだまだ道半ば。

都の制度を補完する区独自の条例の必要性を改めて考えさせられました。

 

14時からは、オンライン先を変えて、自治体議員連合全国学習会に参加です。

まずは、「こども・子育て政策の強化について(試案)」の加速化プランの課題など、様々な分野において、各自治体における課題が提起され、議論がなされました。

 

15時に、オンラインを連合東京政策学習会に戻して、「保育の質の確保に向けて」日本総合研究所調査部池本香氏の講演を聴きました。

保育所等利用児童数の推移に紐づけて、園庭保有率、立入調査の実施状況などのデータが示され、東京都内の保育の質の現状が説明されました。

保育士配置基準改善を求める動きが示され、保育の質確保が進まない背景の解説の後、海外における子どもコミッショナーの設置状況や保育者の配置基準が紹介され、子どもの人権についての取り扱いなど、様々な課題が語られました。

 

続いて、「子ども、教職員が イキイキ、元気に過ごせる学校づくりのために」NPO法人「共育の杜」の藤川伸治理事長のお話を聴きました。

教員勤務実態調査の結果が示され、依然として改善されない長時間勤務の説明がなされ、そうしたことの心身への影響と教員のメンタルヘルス対策の重要性が語られました。

教員のケアのあり方も含め課題が多いことを改めて理解しました。

 

16時半からは、オンライン先を自治体議員連合全国学習会に変えて、「『身近な政府』の議会・議員と自治・分権」について、東京都立大学の大杉覚教授のお話を伺いました。

議会の役割の明確化等の実現について、住民自治と団体自治における地方自治のあり方が説明され、議会・議員の役割をどう考えるかが提議されました。

自治体の基本的使命として、「住民の福祉の増進」などが語られ、地方政府の選択や公平の追及などへの話もあり、自治・デモクラシーの再生が求められて講演は締めくくられました。

 

本日は、志田幹事長に議会対応をお任せきりにして申し訳なかったのですが、あちこちと飛びながら実のある話を多く聴くことができ、6月議会に向けてとても良い準備運動になりました。

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