決算特別委員会(9/29)

2023年09月29日

本日は、10時から決算特別委員会が開かれました。

昨日から引き続き、款項目別の質疑です。

昨日から引き続きの地域振興費の質疑の後、文化観光産業費、福祉費とそれぞれの決算状況の説明を受け、質疑を行ないました。

私は、文化観光産業費での産業経済費、福祉費での障害者福祉費について、質問しました。(以下、全文掲載)

しっかりと議論がなされ、17時に委員会は散会となりました。

来週も引き続き、款項目別の質疑が予定されています。

ちなみに、 決算特別委員会はインターネット中継もなされますので、お時間ある方はぜひご覧ください。

<新宿区議会・インターネット中継>

 https://smart.discussvision.net/smart/tenant/shinjuku/WebView/rd/council_1.html?referrer=http%3A%2F%2Fwww.city.shinjuku.lg.jp%2Fkusei%2Ffile08_00023.html  

 

夜は、下落合東町会が催す「お月見の会」に参加するため、子ども達を連れておとめ山公園に行きました。

仲秋の名月と満月が重なるのは、次は2030年とのことだとか。

秋の夜長に浮かぶ見事な満月を見上げながら、子ども達はお団子をいただき、私は月見酒としゃれこんでみました。

子ども達は、夜更かしと普通では入れない夜の公園に興奮し、お団子を頬張りながら変なテンションで駆けずり回っていました。

今週は決算委員会で張り詰めた日が続いていましたが、私はこのお月見でほっと一息つく貴重な時間をいただきました。

 

<4款 文化観光産業費-2項 産業経済費-3目 消費者支援費>

「消費生活相談について」

これまで消費者講座、消費者大学講座で特殊詐欺対策などの講座が開かれ、18歳成人引き下げにあたってのシンポジュウムなど様々な場面での担当課の啓発など、努力が結実をしたことで市民が知識を持って対策を身につけていくということが実現しているものと思います。そうした努力の甲斐もあり、一時件数がとても多かった還付金や給付金の詐欺被害が減少したと聞き及んでいます。

こうした犯罪に強い地域をつくっていくのに非常に重要な取組だというふうに私も思っています。ただ、こうした犯罪組織も狡猾であり、よく耳にするのが、屋根の修理などで、近隣で工事をしている業者が工事業者を装って「お宅の屋根が壊れている」と訪ねてきて、屋根の修理から始まり床下、壁と依頼を拡大していくような手口があると聞きます。最近ですと、着物買取で家に上がり込み、頼んでもいない貴金属などまで二束三文で買い取ろうとする業者の話も聞きました。また、9月締め切りのマイナポイントに関する詐欺が時期的に非常に多いとの報道も目にしました。

Q.次々と高齢者に詐欺を働くような事例が多く見られているところですが、現在ですとどのような相談多く寄せられているか、マイナポイントがらみの相談は増えているのか、教えて下さい。

Q.こうしたことに関して、狙われている高齢者の皆さんも対策をアップデートしていかないと被害に遭ってしまいます。機会をとらえて、注意喚起をしていかなかければならないと思いますが、どのような対策がなされているか、お聞かせください。

Q.最近ですと、学生や若者を中心に投資詐欺のようなものやマルチ商法の被害が増えているというふうに、この前報道を見ました。新宿区でも大学や専門学校が非常に多くあって、若者をターゲットとする、こうした犯罪では大きな影響があるかと思います。本会議では私たちの会派の代表質問において、そうした相談などについて伺ったところ、実績は6件ほどとあまり多くないとのことでした。ただ、こうした若者が相談をするに当たって使用するツールは、電話とか対面ではないと考えられていて、やはりそうするとメール、もしくはSNSが中心となって対応していく、相談を受け付けるということになろうかと思いますが、そうした点での配慮とか対応はどのように取り組まれているか、お聞かせください。

 

<5款 福祉費-2項 障害者福祉費-2目 障害者福祉事業費>

「障がい者のショートステイなどの拡充について」

障がい者団体などショートステイを利用されている方から、「利用できる受入れ先を拡充してほしい」という要望を、何年も前からいただいています。障害者福祉センターの予約についてでは、毎月1日の朝9時から申し込みがスタートするのですが、なかなか予約が取れず、つながるまで電話をかけ続けるのが定例となっているようです。シャロームみなみ風についても予約は抽せんとのことですが、こちらもなかなか取れないというお話を聞いています。

Q.新宿区の取組状況と今後の障がい者のショートステイの拡充について、どのようなお考えがあるか、教えて下さい。

払方町で2床、中落合で3床の計6床の増床を計画と聞いていますが、地域の偏りなどにも配慮して欲しいところです。また、6床増としてもニーズにはまだ応えられていないものと考えます。更なる床増を検討願います。

Q.また、緊急時に受付から利用まで一括で行うことができる緊急時のショートステイも足りないというお話もいただいております。そちらについては、中落合で対応する予定とのことですが、こちらもいくつか設置しておくことが望ましいと考えますがご見解を伺います。

Q.トワイライト事業の要望も継続してお聞きしています。18歳までは放課後等デイサービス事業があり、そちらでは夕方まで子どもが療育を受けられるが、成人になって児童福祉法の範囲から外れてしまうと、夕方時間の預かりの事業がないということです。他自治体では、そうしたところも対応できている話も伺いました。新宿区としては、こうした取り組みに対してどのようなお考えがあるか、お聞かせください。

 

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