財政学校

2024年02月17日

本日の10時からは、新宿せいがこども園や落四小学区域の学童クラブと地域の子どもたちを考える会が催す「脳科学の視点から子どもが幸せに生きていくヒントを見つけよう」のシンポジュウムにオンラインで参加しました。

オンラインやアーカイブも含めるととても大勢の方々が参加されたとのこと。

まず、こどもまんなか社会に向けて「こども大綱」が閣議決定されたことを受け、子ども家庭庁が示した「はじめの100か月の育ちビジョン」について解説がありました。

人生を幸せな状態(ウェルビーイング)で過ごすため、幼児期までの育ちの大切さや課題が共有された上で、せいがこども園の藤森園長から子育てや教育について、現状や目指すべきところなど様々なお話を伺いました。

AI社会や少子化における教育について、思考力から協同思考力や協働性への変化がキーコンセプトとなっているとのこと。

文科省が指導の個別化と学習の個性化、他者との協働する学びを新たな方針として掲げており、名古屋市の小学校の取り組みなどが紹介されました。

トレンドとなる教育のあり方として、幼児期教育の重要性に注目が集まっていることが語られ、脳科学の視点から様々なデータが紹介されました。

共同保育の観点と「こども誰でも通園制度」の必要性の話もあり、育児負担軽減との考え方とのずれなどが説明され、子ども同士の関わりなど今後の課題が述べられ講演は締めくくられました。

続いて、「パパだからデキる子育て術」の著者でもある富士大学の鬼木教授から寄せられた動画によるお話を伺いました。

見守る保育の主体性などについて、様々なケースを挙げながら分かりやすい解説がなされました。

とても勉強になる会で、私も多くの宿題をいただいた気持ちです。

引き続き、現場の声にしっかり耳を傾け、課題解決に向けて尽力していきたいと思います。

 

昼からは、東京自治研究センター「財政学校」に出席です。

こちらも予算時期に行われる毎年恒例の学習会ですが、中身がハードで毎回頭から煙を出しながらの受講です。

第一講は、町田専修大教授の「2024年度国家予算案-平時に戻していく縮小方針に反する国債依存型水脹れ予算-」、第二講は埼玉大の高端准教授から「社会保障負担の分かち合い-分断と抵抗を乗り越えることは可能か?-」、第三講は自治研センターの宮本氏「令和6年度東京都予算原案と今後の東京の課題」といった講演が今回のラインナップです。

第一講では、財政健全化より経済優先が政府の方針であることについての説明があり、コロナ禍により膨らんだ国の歳出構造(予備費など)の圧縮が課題であることが語られました。

また、予算額を示さない事項要求が多用されることにより、概算要求基準が形骸化していることへの懸念や総合経済対策や大型補正が組まれること自体が骨太の方針に掲げた平時に戻す縮小方針に反していると指摘がありました。

歳入の国債依存についての話では、政府は防衛力強化は国債発行に頼らないとしているが、経済対策関連経費を国債依存に追いやるので、実質的には国債に依存した防衛力整備となっているとカラクリが明かされました。

続いて、異次元の少子化対策の主な施策をそれぞれ細かく取り上げた上で、こうしたことへの財源確保が非常に不確実であることへの心配が述べられました。

非正規雇用の増大と社会保障費の関係や大量国債依存から抜け出せない構造、実質消費が伸びないのに消費税を主とする税収増が起こるカラクリなど、どのお話もとても分かりやすく、国の予算の基本的な部分についてしっかり理解することができました。

 

14時からは、新宿区男女共同参画フォーラム「笑顔で行こう!-応援してくれる人は必ずいる-」に出席しました。

一部では、ワーク・ライフ・バランス推進優良企業表彰式が行われました。

これまで私も働き方改革について質問してきましたが、表彰された会社ではワーク・ライフ・バランスについての取り組みが実践されてており、それぞれの取組などを聴いているととても参考になります。

営利にのみ励むのではなく、働く者の暮らしや生活に真摯に目を向けた企業がしっかりと評価される、そうした社会づくりに私も尽力していきたいと思います。

二部では、タレントの山田邦子さんの講演もありましたが、子守があるので、後ろ髪を引かれながら会場を後にしました。

 

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