本日は、防災等安全対策特別委員会として東新宿にある東京電力パワーグリッド株式会社東京総支社に視察に伺いました。
東京電力パワーグリッド株式会社と新宿区は、「災害時における電力復旧活動に関する相互支援協定」を結んでおり、今回は変電所や制御システム室などを見せていただき、それぞれで詳細な説明を受けました。
制御システム室では、停電発生時の対応などについて、シミュレーションしながらのご説明です。
また、この敷地の下には、超高圧変電所があり、27万Vを超える電気が届き、それを6万6千Vに変電し地域に流すことになります。
扱う電力が大きいこともあり、しっかりと管理され、絶縁等の安全確保がきちんとなされていることを間近で見ることができました。
想像以上に細かく管理されており、分かりやすい説明で良く理解することができました。
午後は、立憲民主党東京都連城南ブロックの視察・勉強会で、渋谷区の子育て支援の取り組み「渋谷区子育てネウボラ」を見せていただきました。
ネウボラとは、妊婦から出産、産後の子育てまで、母親が不安や悩みを気軽に相談できる場所を指し、そうした子育て支援の取り組みが各自治体で進んでいます。
ちなみに、お手本になっているのはフィンランド発の制度で、ネウボラとはフィンランド語で助言の場という意味だそうです。
私もこうした支援の必要性を10年前に議会で取り上げ、ネウボラという言葉と共に取り組みを紹介させてもらったことがあります。
今回の視察で、様々な自治体で、それぞれの地域特性に合ったネウボラがあることを改めて知り、多様化する子育て支援のあり方を改めて考える機会となりました。
