若年性認知症を知ろう

2023年10月13日

本日は13時から議会運営委員会の理事会、13時半から議会運営委員会が開かれました。

委員会では、まず本委員会にかかった陳情「陳情審査での各会派、各委員が陳情への賛否等態度を明らかにすることを求める陳情」について、審査しました。

陳情の取り扱いやそのあり方などについて、様々な意見が出されましたが、この陳情は意見の一致叶わずに審査未了となりました。

続いて、17日に開かれる本会議に、追加議案がかかることが確認され、審議日程が諮られました。

追加でかかる議案は、条例1件、その他10件の計11件。

条例は、「区長・副区長の給与について」で、その他の10件は「児童館などの指定管理者の指定について」となります。

定例会最終日の17日は、全員協議会→議会運営委員会→本会議→追加議案のかかる委員会→議会運営委員会→本会議という日程で、バタバタした1日になりそうです。

 

14時半からは、新宿区精神保健講演会「若年性認知症を知ろう」に出席しました。

若年性認知症家族会「彩星の会」代表の森義弘さんの「優しい介護-今では妻の介護に感謝-」を聴かせてもらいました。

時系列で症状の進行などと共に日々の介護の経験談が語られました。

とても大変な介護の話の合間には、クスリとさせられる話やホロリとさせられる話も挟まれており、一気に体験談に引き込まれます。

最後には、家族の絆や友人の助け、家族会での支援などが説明され、抱え込まない、ふさぎ込まないことの重要性が語られました。

「急かさないこと」や「誤りを正さないこと」、そして「尊厳のある介護を心掛けたこと」、など、経験者でしか分かりえない話や「笑顔で介護の苦労が吹き飛ぶ」と介護との向き合う気持ちが参加者の胸を打ちます。

以前に、「若年性認知症のサポートについて」、議会でとりあげたこともありますが、現場に寄り添った支援について、改めて考えさせられる講演会となりました。

 

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