連合東京「政策学習会」

2024年02月09日

本日は、連合東京「政策学習会」にオンラインで参加しました。

東京都財務局主計部政策評価担当課長から「令和 6 年度東京都予算案の概要」の説明を受けました。

まず、歳出歳入など財政運営についての説明があり、続いて主要な施策について部門ごとの解説がありました。

高齢者福祉として、介護職員等の処遇改善のため、地域差が大きく生活の基盤である住居費などが高いことに着目し、介護職員や介護支援専門員に対して居住支援特別手当を支給する「介護保険サービス事業所を支援介護職員・介護支援専門員居住支援特別手当事業」、DXをはじめとする生産性向上の取組を推進するリーダー職員を配置・育成して手当の支給を行う事業者を支援する「介護DX推進人材育成支援事業」などが紹介され、同様に障がい者福祉も取り扱っていくとのこと。

子ども・子育て施策では、地域の子供たちに食事や交流の場を提供する子供食堂の開催や、配食や 宅食を通じ家庭の生活状況を把握し必要な支援につなげる取組を行う区市町村を支援していく「子供食堂推進事業」、「ヤングケアラーの支援」として、関係機関との連携のもと、ヤングケアラーを早期に把握し、多面的な支援へつなげる取り組みや「不登校対策」として、「フリースクールへの支援」や「東京型不登校特例校(校内分教室)の設置」などの説明がありました。

他では、「日本語を母語としない子供への支援」や「東京都公立学校給食費負担軽減事業」などが紹介され、「教員の働き方改革等による体制の強化」として、「エデュケーション・アシスタント配置支援事業(小学校第1学年から第3学年を対象に、副担任相当の業務を担い、担任を補佐する支援員の配置)」や「新規採用教員メンターの導入」の説明がなされました。

また、「2024年問題への対応」や防災部門として「TOKYO強靭化プロジェクトの推進」、環境についてでは、「ゼロエミッション・ビークル(ZEV)の普及促進」や「食品ロス対策」が紹介されていました。

 

続いて、東京都産業労働局雇用就業部労働施策担当課長から「雇用就業施策関連予算」について、説明を受けました。

まず、「女性活躍の推進に向けた雇用環境整備促進事業」、「働くパパママ育業応援事業」などが紹介され、育業しやすい職場環境の整備を行う企業に対する支援や育業取得率の更なる向上や職場の環境づくりを図るため、単価の引上げ及び加算を実施することの説明がありました。

次に、「東京の未来の働き方推進事業」として、新たな働き方を推進する企業の登録制度やテクノロジーを活用した先進的な企業への表彰制度を創設し、未来の働き方を推進する取り組みとして登録制度「東京サステナブルワーク企業」、表彰制度「Tokyo Future Work Award」が紹介されました。

また、「女性のチャレンジ支援」として、「女性デジタルカレッジ事業」、「育児等両立応援訓練」の説明があり、派遣就労とリスキリングを組み合わせた企業・求職者双方への伴走型支援として「キャリアチェンジ再就職支援事業」が紹介されました。

他では、「働く人のチャイルドプランサポート事業」、「中小企業の従業員処遇改善応援事業」、「働き方改革パワーアップ応援緊急対策事業」や「人材確保・就職促進緊急対策事業」などの説明がなされました。

時間の都合もあり、矢継ぎ早の説明でしたが、どうにかこうにか頭に放り込むことができました。

あっという間の1時間、少々頭がオーバーヒート気味です。

 

アーカイブ

ページトップへ